学校日記

熱中症に気をつけましょう

公開日
2013/08/10
更新日
2013/08/10

お知らせ

8月7日は立秋、暦の上では秋になりましたが、連日、猛暑日が続いています。生徒の皆さんはお元気ですか。部活動や家庭学習、受験勉強は順調に進んでいますか。さて、気温や湿度が高い日が続くと、熱中症が起こりやすくなります。熱中症は屋外に限らず、室内でも注意が必要だそうです。残暑が厳しい日々が続いていますので、気を付けて過ごしましょう。

(1)熱中症とは何か?
  人間は、暑い時には、血管を拡げたり汗をたくさんかいたりして、体内の熱
  を外へ逃がし、体温を一定に調節しています。しかし、調節の限度を超えて
  暑くなると、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、熱を外へ逃がすことがで
  きなくなり、体温が上昇したり、頭痛やめまい、ひどくなるとけいれんや意識
  障害、最悪の場合には命に関われることもあるそうです。

(2)こんな症状に注意しましょう。
  頭痛、吐き気、 立ちくらみ、めまい、異常にたくさん汗をかいたり、逆に、
  汗が出ない、ぐったりする。体に力が入らない、体温が高くなる、顔面や皮
  膚が紅潮する、けいれん、意識がぼっとする、意識がなくなる。

(3)熱中症の予防対策
 ・日陰、帽子等を利用して、直射日光を避ける。
 ・こまめに水分をとる。(こまめに水分補給、汗をかいたら、スポーツドリンク
  等でなどで塩分補給)
 ・服装の工夫する。(汗を吸いやすく風通しの良い素材の服や軽装、帽子の
  使用)
 ・普段の体調管理(寝不足を避ける、朝食をきちんと食べる)
 ・エアコン、扇風機、うちわ等を上手に使い、涼しい環境で過ごす。
 ・無理をしない。

(4)もし熱中症になったら?
 ・涼しい場所へ移動する。(風通しのよい日陰や、エアコンが効いている
  室内等)
 ・うちわや扇風機などで扇ぎ、体から熱を逃がす。
 ・意識がはっきりしている場合は水分と塩分を補給する。
 ・意識がぼおっとしていたり、けいれんをおこしているとき、自分で水が飲め
  ないときは、至急、救急車を要請する。
  (意識がはっきりしないときに、無理に水を与えると喉を詰まらせることがあり
   ます。優しさがとんでも事態を引き起こすことがあるので、やめましょう)

 ★詳しくは総務省消防庁のホームページに熱中症対策リーフレット(PDF)が
   ありますので、参考にしてください。
   http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi2506/pdf/250603-1.pdf
            文責 進路指導主幹教諭 奥村