学校日記

地域めぐり(3年 社会科)21

公開日
2018/12/24
更新日
2018/12/24

今日の出来事

12月19日(水)
 3年生が、この日見学した、『浄泉寺』や『龍見寺』は、武士の時代の歴史だけでなく、昭和の時代の歴史もあります。
 横一小の子どもたちが、地域学習のときに使っている『3年生の副教材 学校のうつりかわり 横一小 今と昔』には、“学童疎開”について、次のように書かれています。

「館町でも、瀧見寺や浄泉寺には、品川区の浜川小学校の子どもたちが1944年(昭和19年)の8月、疎開してきました。
 龍見寺には、3・4年生の男女合わせて30人ほどが、若い女の先生と炊事の女性に付き添われて来ました。
 そして、お父さんやお母さんのもとを離れ、お寺の本堂で、寝起き、食事、勉強などをみんなと一緒にする生活を始めました。その頃は、米も野菜も魚もすべて配給制でした。お米は決められた量少しだけ。米のかわりに麦やいもが配給されることもありました。
 子どもたちは、配給だけでは足りず、近くのお百姓さんが分けてくれるいもや野菜、時折配給される魚や乾燥卵を食べ、やっと命をつないでいました。」

 本校の110周年の際に創られた副教材を、活用して、横一小のこと、地域のことをしっかりと子どもたちに学ばしていきたいと考えています。