学校日記

児童朝会の様子から

公開日
2018/05/15
更新日
2018/05/15

今日の出来事

5月14日(月)
 月曜日の朝、子どもたちは、たくさんのテントの張られた校庭に集まって、児童朝会がありました。この日の児童朝会は、校長先生の講話です。作業着を羽織った校長先生は、土曜日のPTA主催の『ピカピカ大作戦』につなげて、お話をされました。
<5月14日の講話の内容>
「地域活動に参加して、たくさんの学びをしよう。」
 おはようございます。足を休めにしてください。
今週の土曜日の運動会に向けて、横一小のみなさんは、練習や準備に頑張っていると思います。けがや熱中症などをしないように、気を付けて、毎日の練習にめあてをもって、一日一日の練習を充実させてほしいと思っています。
 さて、校庭には、今年で4年目になりますが、こどものうち八栄寮さんやゆりのき台自治会さんより、たくさんのテントをお借りして、横一の子どもたちの日除けテントが組み立てられました。土曜日のPTA主催の『ピカピカ大作戦』の校庭の小石拾いや湯殿川沿いの側溝清掃と一緒に、お家の方や先生方が、みなさんが熱中症にならないようにと立ててくれました。テントを貸してもらえたり、テントをたくさんの方々の組み立ててもらえたりと、本当にありがたく思っています。
 ところで、この『ピカピカ大作戦』には、お家の人と一緒に参加してくれた子や、横一学童保育所に来ていたたくさんの横一の子が参加してくれて、校長先生は、とてもうれしく思いました。この『ピカピカ大作戦』のような地域の活動に参加することは、いろいろなことが学べるよいチャンスだと考えるからです。特に、大きな地震や自然災害になったときに、自分たちがどうしたらよいか学べる絶好のチャンスだと思います。
 校庭のたくさんのテントは、運動会だけでなく、大震災のとき、横一小が避難所になったときの、食事を配ったり、食事をしたりする場所を作る練習になると考えられます。また、毎学期行われる地域清掃では、おざき公園などの集合場所に集まった、お年寄りの方をサポートしながら、避難所になっている小学校や中学校に安全に避難してくる練習とも考えられます。さらに、オータムキャンプで、校庭にテントを張ったり、体育館で泊まったりすることは、避難所の生活の疑似体験と想像して過ごすと、たくさんのことが学べると思います。
 館町町会など3つの町会・自治会の方と、今年は、12月8日の日曜日に、横一小の校庭で、防災訓練をしますが、その日だけが、いざというときの訓練の時ではないと思います。
 地域で行われているさまざまな地域のイベントなどの活動が、横一の子どもたちも含めて、街の人たち地震や自然災害などの時に備えた、お勉強の活動と見ることができます。
 東日本大震災の大津波で、大川小学校ではたくさんの子どもたちや先生方の尊い命がなくなってしまいました。
 この八王子に、大きな災害が襲ってきたときに、校長先生として、何をしたらよいか、何をしなくてはならないかを考えながら、地域のイベント活動に参加しています。そして、刻校長先生には、副校長先生として、何をしなくてはならないか、先生方にはどのように動くとよいのかを考えてもらおうと思っています。そして、みなさんのお家の人も含め、街の人たちや横一小の子どもたちも、大災害の時に備えて、どのように動き方をしたらよいかを学ぶ場として、地域のイベント活動に、たくさん参加をして学んでいただけたらと思っています。
 これからもたくさんの地域活動が予定されています。今日、校長先生がお話した「大きな災害に備える練習の場になるよ。」って、お家の方を、みなさんが誘って、ぜひ多くの人が参加してほしいと思います。
 これで、校長先生のお話を終わります。足をもとに戻してください。