児童朝会2
- 公開日
- 2018/02/19
- 更新日
- 2018/02/19
今日の出来事
2月19日(月)
今日の校長講話の内容は、
『ごみを拾う子は捨てる子にはならないに!』
おはようございます。足を休めにしてください。
2月も残り少なくなりました。2月の生活目標『整理・整頓をしよう』に向かって、みなさんは、どうですか。各学級、めあてを決めて取り組んでいることと思います。月末には、達成感が持てるように、自分たちの取り組みを見直しながら進めてほしいと思います。
昔から言われていることわざに、『立つ鳥跡を濁さず』のことわざがあります。また、『有終の美』という言葉もあります。次の人や残った人が気持ちよく過ごせるように、これまで使った所をきれいに整理整頓するなど、整えておくことはとても重要なことだと思います。
教室の自分の机やロッカーの中だけでなく、視野を広げて、自分たちの教室、そして、教室の前の廊下、階段にも目を向けてください。さらに、今まで学習で使った所で、片づけ忘れている所にまで目が広げられるといいと思います。そして、学校だけでなく、通学路など、自分たちが日ごろ生活の中で使っている所も考えてみましょう。毎日通る通学路にゴミが落ちていなかったり、雪の日に歩く所が作られたりしているのは、街の人たちが、皆のために遣ってくれているからです。他の人のためになること、役に立つ行いをする習慣を、小学生のうちにしっかり身に付けてほしいと思っています。
そこで、2週間後の3月2日土曜日に、椚田地区の青少対の地域清掃があります。椚田中の中学生もたくさん参加しています。もちろん、横一の先生も、手分けをして毎回参加してくれています。ぜひ、一人でも多くの横一小の子どもたちが参加してほしいと思っています。そして、それが終わったら、いつもお世話になっている地域の町会・自治会の方々が行っている横山市民センターの『つるしひなまつり』にも、行ってみてください。
以前にも紹介した新聞の記事を、また紹介します。新聞の載っていた愛知県在住 清水英男さんという読者の方からの記事を思い出しました。次のような記事でした。
〔夏の甲子園で初優勝した前橋育英高校の荒井直樹監督は、11年前に監督になったときに、毎朝生徒たちと寮や学校の周囲のごみ拾いを始めたという。今大会期間中も宿舎の周りを掃除したとか。「ごみを拾う子は捨てる子にはならない」と教えられた何百人もの生徒たちは、今後も社会のモラルを高め、心豊かに人生を過ごしてくれるだろう。
我が家の前の十字路には「とまれ」と書かれてあり、朝夕は停止する車が3,4台並ぶ。そのとき窓を開けて、空き缶や空き瓶、紙くずなどを捨てていく。時には食べ残しがある弁当箱入りのずっしりと重いスーパーの袋が側溝に落ちている。先を急いでいるだけなのか、車内だけがきれいならばそれでいいのかわからないが、「ごみを拾う子は捨てる子にはならない」と耳元でささやいてみたいものだ。〕
「ごみを拾う子は捨てる子にはならない」
横一の子が、しっかりとゴミを拾えて、そして、他の人に迷惑をかけない大人になるように、さらに、自分のことだけでなく、周囲の人の気持ちもこまやかに想像できる、すてきな人になるように、前橋育英高校の監督の先生のように、繰り返し繰り返しお話をしていこうと思っています。