学校日記

“今につながる、横一のむかし”『校歌』4

公開日
2017/08/15
更新日
2017/08/15

今日の出来事

 勝 承夫先生や平井康三郎先生の直筆の原稿や楽譜以外にも、本校には、『校歌』に関するレガシーが残されています。70周年記念に際に作成された『校歌と沿革』の吹き込まれた“ソノシート”が残されています。
 120周年の節目の年にあたる今年、この“ソノシート”に吹き込まれた校長先生の横一小の歴史(沿革)についての講話やその当時の6年生(今は、62歳ごろの年齢でしょうか)の校歌の歌声を、一学期の児童朝会で、みんなで聴きました。
 その頃の校長先生の大房和子先生の凛としたお話、澄み切った当時の6年生の子どもたちのきれいな歌声に、聞き惚れてしまいました。
 そんな“ソノシート”が、昭和46年 開校記念日の記念品として配られたとのことです。
 そして、“ソノシート”とともに、校長先生と当時のPTA会長さんのお手紙も配布されていました。ご紹介します。
 なお、当時のPTA会長さんは、現在の、たてまち幼稚園の園長先生でいらっしゃる橋沢泰治郎先生です。

<お手紙>
 あわだだしい年末を迎える頃となりました。皆様方には、益々お元気でおすごしのことと存じ上げます。
 学校のことにつきましては、皆様方のご理解あるご協力や深いご支援をいただき、まことに有難う存じます。昨年度新校舎に移転した後、本年度は大プールが完成し、現在体育館の工事が始まっております。次々に整備される施設、環境のもとに480名の児童が、元気に学習をしております。特に、本年度に入り61名の転入児があり、一段と活気づいて参りました。
 去る11月15日には、創立70周年の開校記念日をむかえました。例年、開校記念日には、PTAから祝品を贈ることになっていますが、本年は、いろいろな事情を考えて、子供の心に残る物を与えたいと考えました。そこで、校歌を吹きこんだ『ソノシート』を贈ることといたしました。子どもたちの心に愛好の気持や横一小児童としての一層の自覚を持たせたいと祈念しています。
  12月10日
              八王子市立横山第一小学校長  大房 和子
                 仝    PTA会長  橋沢泰治郎
  各  位