学校日記

創立120周年記念 “今につながる、横一のむかし”『移り変わる横一小の学区』1

公開日
2017/08/12
更新日
2017/08/12

今日の出来事

 平成29年度は、八王子市の市制100周年の記念すべき年です。そして、本校にとって、120周年の節目の年でもあります。
 120周年の節目をよい契機に、子どもたちに横一小のよさや子どもたちの住んでいる館・椚田・大巻・大船などの周辺の街々、八王子市に目を向けさせたいと思います。
学校に残る資料“横一の宝物”をもとに、“今につながる、横一のむかし”を連載します。また、ホームページに他のページに掲載していきます。

1、最初の横一小学区
 横一小の学区は、旧横山村の南部を中心に成っていました。明治30年の創立から昭和20年代中頃までは、だいたい1学年1クラスでした。
 当時、この地域も自然のままで山あり、畑あり、田ありでした。そして、でこぼこの砂利道を通学しました。水ぬるむ春になるとれんげが咲き、蛙がなき始め、初夏にはひばりやカッコウ鳥の鳴く下で麦を刈り、牛馬による田の代かき、雨の中でござを着ての田植え、冬には麦をふむ農家の人。こんなのどかな絵のような田舎の光景が見られました。また、椚田の原から館の上、そして狭間町にかけて桑の木や農作物で緑がいっぱいでした。
                    『創立百周年記念誌』より

 ※当時の学区域の地図からも分かるように、当時の横一小の学区は広く、今の横一小、館小学校、緑が丘小学校、椚田小学校、浅川小学校の学区にまたがっていたと思われます。そして、この辺りに住まわれているご年配の方々は、横一小の卒業生として、今も横一小のことを気に掛けられているとお聞きしています。