ふれあい月間校長講話(児童朝会)
- 公開日
- 2017/06/15
- 更新日
- 2017/06/15
今日の出来事
6月12日(月)
「校長先生の宝物の2つ目は、傘です。これは、校長先生の奥さんのお父さんからもらった傘です。校長先生の奥さんのお父さんも学校の先生で、子どもたちの教え方などいろいろ教えてくれました。また、校長先生だったので、校長先生が、はやく校長先生になればと応援してくれたり、心配してくれたりしていました。そして『校長先生になりました。』と報告してしたときには、たくさん喜んでくれました。しかし、先生は報告してから半年もしないうちに、病気で亡くなってしまいました。ですから、この傘は、お父さんから直接もらったものではなく、“形見”としてもらったものです。」
 6月はふれあい月間です。児童朝会で、校長先生から「大切にするもの」というお話がありました。校長先生が大切にしている宝物のお話です。その一つが、自分が努力した結果としてもらった中学校時代の賞状だったり、大切な人の形見だったりと、お金では買えないものですが、今でも大切にしているというお話でした。
「誰にでも宝物があると思います。そんな大切にしているものを、壊されたり、隠させたりしたら、きっと悲しい思いをすると思います。ものを大事にするということは、自分を大事にするということ。そして、持っている人の気持ちや心を大事にするということ。自分の行動を振り返り、自分も友達も大切にできる人になりましょう。そして、いじわるやいじめのない横一小にしましょう。」
 校長先生のお話を、みんな真剣に聴き入っていました。そして、教室に戻ってから、
「少し物の扱い方を気を付けようとしている子が見られました。」
との先生方からの報告がありました。横一小の子がもっと心優しい子になってほしいと願っています。