10月22日(木)「誰といるか」より、「誰といる自分が好きか」(全校朝会講話内容事前予告)
- 公開日
- 2026/10/22
- 更新日
- 2026/10/07
学校長より
★人間関係や他者意識を見つめ直す11月のふれあい月間にあたり、11月2日(月)の全校朝会にて、本投稿の内容の話を子どもたちに行います。ご家庭でも、お子さんが仲間に選ばれる優しく、心あたたかい子にになれるよう、対話を通してお子さんに助言をし、お子さんの心とふれあっていただきますようお願いいたします。
みなさんには、友達や仲間がいると思います。
友達がたくさんいることも、特に仲のよい数人の友達がいることも、すてきなことです。でも、人とつき合うときに、もう一つ大切にしてほしいことがあります。
それは、「この人といるときの自分を、自分は好きかな?」と考えてみることです。
昔から、「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。
「朱」とは、赤い色のことです。赤いものに触れていると自分も赤く染まっていくように、人は一緒にいる相手から、少しずつ影響を受けていくという意味があります。
毎日一緒にいる人の言葉遣い、ものの考え方、人への接し方、何を「楽しい」と感じるか。そうしたものは、知らないうちに自分にも影響していきます。
だから、「誰といるか」は、みなさんがどんな人になっていくかにも関わる大切なことなのです。
▲その人といると、いつも顔色を気にしてしまう。
▲嫌われないように、無理に笑ってしまう。
▲本当は嫌なのに、「いいよ」と言ってしまう。
▲誰かの悪口を一緒に言ってしまう。
▲場や状況にふさわしくない誘いに乗ってしまう。
そんな自分になっているとしたら、その関係を少し見直してもよいのかもしれません。
反対に、
○ その人といると、自然に笑える。
○ 自分の考えを安心して言える。
○ 失敗しても大丈夫だと思える。
○ 人に優しくしたくなる。
○ 「明日もがんばろう」と思える。
そんな自分でいられる相手とのつながりは、大切にしてほしいと思います。
少し嫌なことがあったからといって、すぐに友達をやめる必要はありません。人はそれぞれ考え方が違います。ときには意見が合わなかったり、ぶつかったりすることもあります。
話し合ったり、お互いに少し譲ったり、ときには少し距離をとったりすることも、人と関わる中で身に付けていく大切な力です。
でも、自分を苦しくしてまで、誰かに合わせ続ける必要もありません。
「誰といるか」だけではなく、「その人といるとき、どんな自分になっているか」
困ったときには、そんな見方もしてみてください。
一緒にいる相手から影響を受けながら、自分は少しずつつくられていきます。だからこそ、自分を大切にできる人間関係を、自分で選んでいくことも、みなさんがこれから身に付けていく大切な力です。
そして、もう一つ考えてほしいことがあります。
自分が誰かから影響を受けているように、自分もまた、誰かに影響を与えています。
自分が「誰といるか」を考えるように、相手も「あなたといるときの自分」を感じています。
だから、「この人といるときの自分が好き」と思える人とつながること。
そして、誰かから「あなたといるときの自分が好き」と思ってもらえる人になること。
自分も相手も、自分らしくいられる。
安心して笑ったり、考えを伝えたり、失敗したり、また挑戦したりできる。
よい影響を受け、そして、自分もよい影響を与える。
そんな人とのつながりを、少しずつ増やしていってほしいと思います。