学校長挨拶
さて、私は教員生活のスタートにあたり、学級だより「さくら」(2001/4/9付)にこう綴りました。「春になると、空も地面も、光が一段と明るくなります。桜の花とともに希望に満ちた子どもたちの笑顔が明るく輝きます。しかし、美しく咲いた花を見る人も、その根っこは見ません。人生にとって、根っことは、小学生時代ではないでしょうか。(中略)その木の性格や癖をよく知って、それにこちらが合わせて、温かく見守るしかありません。子どももみんな違います。それぞれに、その子だけの、その子らしい花があります。今、どんなに成績が悪くても、どんなに手に負えない規格外れの子でも、将来、どんな素晴らしい人間になるかわかりません。そう信じる愛情の深さの分だけ、子どもたちは伸び伸びと、生き抜く力という根っこを張り広げていけるのではないでしょうか。」と。あれから25年が経った今も、この時の思いは変わりません。
学校は、子どもたち一人一人が自分自身の無限の可能性を開き、生涯にわたって自分らしく生きていく土台を築く場です。私は校長として、その実現のために、すべての児童が、自分と仲間の可能性を信じ、互いを認め合いながら学び合う「自他共の可能性を信じ、一人一人の個性が輝く学校」をつくっていきたいと決意しています。そして、前任の荒井校長の思いも継承し、子どもをど真ん中にして、教職員・保護者・地域が一体となって、子どもたちの“輝き”を支える学校をめざしていきます。そのための具体的な方策については、「地域学習の充実」や「基礎学力の向上」を主軸にした学力向上、「あいさつの励行」に重点を置いた人間力の育成等の柱を掲げていますが、詳しくは4月の保護者会等でご説明させていただきます。本年度も本校の教育活動へのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。