引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

23.11.28 朝会 「人は2度死ぬと言われるが・・・」

11年間、病気の時以外は毎朝、登校する皆さんにハイタッチと朝の挨拶の、あの串田昭夫さんが病気のため、お亡くなりになられました。
人は2度死ぬと言われます。
1度は、命がなくなったときです。
2度目は、周辺の人々の心から消えたときです。
 私達長沼小の者は、串田さんから学んだことをしっかり身に付けるために、校門や教室に入るとき、「挨拶」を実行し、串田さんのことを思い出しましょう。心の中で串田さんが生きていることになります。

「夢について」
 「夢をもとう」とよく言われます。なぜ?
それは、
1 夢をもつことは、生きる目標をもつこと
2 生きている自分の命を大切にしながら生活すること
3 夢・目標に向かってそれを実現するために方法が分かり、努力しようする。
 大きな夢・日々の目標・明日は学校でこんなことをしよう・・・。先に希望が持てることはいい。今年もあと1ヶ月です。元気に過ごしましょう。



23.11.21 朝会「感謝」

今朝、たばこを吸いながら向こう側の道を同じ方向に歩いている人を見た。突然、ポイ捨て、吸い殻を足で踏みそのまま先へ進んでいった。
 反対に、ひばさみのようなもので、ごみを拾っている人に出会った。
世の中にはこういう人達がいます。皆さんは、平気で地域を汚す、平気で人の迷惑になることをする人になってはいけません。
本題です。 明後日は、勤労感謝の日です。
いつもお世話になっている、育ててもらっている父母・祖父母・家族の人たちに、ありがとうの心を伝えよう。人に感謝する心を持ってほしい。
具体的には、皆さんが毎日使っているランドセルを大切にしてほしい。そして、そのランドセルに込められている、家族の人達の心を理解して欲しいと思う。校庭の土の上にポンと置くのがいいか?そうでなはなく、汚れないよう置き場所を考えて置いてほしいと思う。
 ありがとうの気持ちを伝える・考える・家族の人たちの気持ちを考える日にしてほしいと思う。
 *ランドセルを買っていただいた家族にその時の気持ちを聞くといい。

23.11/11 雑感「作品の鑑賞」

 体育館がすっかり展覧会会場になった午後、教師の作品の見方についての研修会をしました。講師を招き、前半は各教師が鑑賞しながら講師に質問する、後半は全体に対しての講義。
 専門家に子供達の作品の鑑賞の仕方を学ぶことはそうはありません。いい機会でした。
 一般的に、写実的に書かれている絵、本物そっくりの工作等を「すごいなあ」と思いますが、それはそれで良しとしながら、作品に込められている子供の心を読む、楽しむ、このことを教えてもらいました。見る側も楽しむことが必要だと思います。楽しむとは、特に小学生の作品では、どんなことを考え・工夫してこういう作品を作るのか想像し、作り手のかわいらしさを思うことです。
 その点では、小学生の作品は楽しい。あの子がこういう作品を作るんだ、と改めて思いました。

23.11/10 雑感「心優しい人」

 久しぶりに、秋を感じようと、出勤時に長沼公園を通って学校に行きました。
 坂道を降りていくと、刈り取られた土手に一輪のひまわりを30センチ程度にした花が咲いていました。この一輪だけ残して草刈をしたようで、作業をした人の優しさを感じました。
 少し下に下って行くと、その花のささやかな群生があり、小さな柵がして囲ってありました。やっぱり、心優しい人が草を刈ったんだと確信しました。
 道路でも時々草刈をした後に、ユリ等の花が残されているのを見かけます。こういう人がいるんですね。

23.11/7 朝会 「注意した方が良いのかなあ? 良かった!」

 この頃は、人に注意しにくい時代となっています。
 子供達だけでなく大人の世界では、もっと注意しにくくなっています。突然暴力をふるわれたりすることがあるからです。
 自分のいけなかったことを素直に認められない、人に迷惑をかけていることが分からない、そういう人が多くなっていることは確かです。特に、子供のいけない言動には社会全体で注意していくことが必要と思います。日頃、私はこんなことを考えていました。
 さて、先日の夜10時頃、自宅前の道路で、公式テニスのボール(ひものついた)パコーン・パコーンと打っている近所の中学生らしき子がいました。仕事をしていたので、ずいぶんうるさくて気になりました。近所には赤ちゃんも、高齢者もいます。注意しようかどうか?迷いましたが、窓を開けて、近所迷惑だからやめるよう言いました。するとその子は、「すみませんでした」とすぐにやめて家に入りました。素直な子供でよかった。注意した方もうれしく思った。こういう世の中でありたいと思う。

23.10/24 「もっと友達とかかわって遊ぼう」

 最近読んだ本や教育資料から、気になることがあります。それは
 「今の子供達の将来が心配?」ということです。何が心配か? 簡単に言うと、
・社会性の欠如(この社会で生きていくのにふさわしい考え方や態度つまり社会のルールやマナー)
・社会力の欠如(この社会をよくしていく意欲と態度です。
 なぜ社会性や社会力が足りなくなってきているのでしょうか?
大きな原因は、点数主義・少子化・不審者等々ありますが、ここでは、友達を中心とする人との触れ合いが少なくなってきたことをとりあげます。
 友達と群れて活動しなくなってきた要因の一つに、テレビ・PC等利用のゲームがあります。
 子供は、友達と近くの人々とかかわって遊び生活することで、この社会の知恵や技術を学びます。これが生かされて、より良い社会を築こうと思えるようになっていきます。残念ながら、現在はこのことが難しくなってきています。学校では、ロング昼休み等を設定し、かかわって遊ぶ時間を設定しています。皆さんも、せめて学校の休み時間は、友達とかかわって遊びましょう。
 各ご家庭の方々には、手伝い、遊び、仕事、団欒等、家庭内で活動できることを少しでも多くしてほしいと思います。

23.10/17 朝会 「腹の立つこと・うれしいこと・不思議なこと」

昨日の新聞記事で、大変腹の立つことがありました。それは、東北大震災による原発事故で避難した人の空き家に泥棒が入っているということです。
 地震で・放射能で・そして仮設住宅へという苦しい生活の中で、大変困っている人々のもとの家にコソ泥が入っている。なんという憎らしい泥棒でしょう。許せません。人間としての心を失い、自分勝手で、心から怒りを感じます。
 うれしいことは、低学年の児童が、朝、カバンから「ベルマーク」を取り出して、回収箱に入れている姿です。家庭で、ベルマークのついた袋を見つけ、切り取り、学校に持って行こう・・・。お母さんと一緒に取り組んだのかもしれません。こういうけなげな気持ちや家庭の温かさがひしひしと伝わり、うれしくなりました。
 不思議なこと…人間の手足の指が5本なのはなぜ?
ある本を読んだ記憶から、数億年前、まだ生物が海だけで繁栄していた頃、最初に陸上に上がってきた四足のワニのような生き物(イクチオサウルス?)の指が5本だったらしいとのこと。このイクチオサウルスの化石には4本や6本の指のものまであるらしい。5本指のものが陸上に上がり、繁栄してきたことが現代の人間の指の5本につながっているらしい?
生物の発生や進化、絶滅の歴史には不思議なことが一杯。そうです。本を読むのに良い季節です。いろいろな発見や感動を読書で味わってほしいと思います。

23.10/3 朝会 「23年度も折り返し、気を引き締めてやろう」

23年度も半年過ぎました。新しい気持ちで気を引き締めて今後を過ごしましょう。
 4月のはじめに、今年は特別な年であることを話しました。大きな地震と津波で多くの人々がなくなり、小学生も1校で数十人という犠牲もありました。日本中の人々が沈んでいました。元気に生きている長沼小学生が元気に意欲的に生活することで、日本を元気にしようと言いました。
 具体的には、2つ
(1)自分のやるべきことをしっかりやり抜こう。つまり、勉強です。先生の話を聞き、意欲的に学び、すくすくと身も心も成長させよう。
(2)友達と仲良く協力し合って生活しよう。いじめやいたずらをしない。人に迷惑をかけない心配りをしよう。・・・このようなことを話しました。
 半年が過ぎた今、改めて4月の目標や自分の心がけを思い出しましょう。
6年生はこれから卒業に向かいます。他の学年も進級を意識してしっかりやりましょう。

23.9/26 朝会 「友達」

連休前に中学年の女の子に、「これから休みが続いてうれしいね?」と問いかけると、意外にも
「あまりうれしくない、友達と会えないから・・・」
 子供にとっていかに友達が大切か、強く感じさせられました。
友達は大切ということは皆さんもよく知っています。改めて考えてみます。
 1 一緒にいると楽しい。(遊びをはじめいろんな活動をして)
 2 友達の励ましや言葉が勇気をくれて、力が出る。一緒に育っていける。
 3 相談したり話したりしていると気が晴れて、元気になる。
 いろいろありますが、いい友達関係を作るのは互いに相手を思いやる言葉や態度が必要です。
 友達といろんな体験して、共に成長してください。
 歌も、本も、自然も動物も・・・友達になります。
 ふと疑問に思ったことは、学校以外では友達同士遊ぶことができにくくなっている現実があるのだろう?ということです。不審者や交通事故等、子供を取り巻く環境は課題が多くあります。その中で、放課後子ども教室や地域の子ども会等で子供の遊びや活動をお世話くださっている方々のご努力に頭が下がります。

23.9/14 雑感 「秋、宝物のようなどんぐり」

 絹ヶ丘通りを下ってくるときに片手に一杯のどんぐり(マテバシイ?)を持っている子供に会いました。季節はもう秋。残暑厳しいこの頃ですが、確実に秋になりつつあります。
 少年の頃、山栗を学校の行き帰りに拾いました。草の中に輝いている栗はまさに宝石のように感じました。今でも草の中で発見すると胸がドキドキします。
 子供達もそんな思いで拾い、学校に持って来ているのでしょう。遠い昔を思い出しました。
 いろいろなものから秋を感じてほしいと思います。

23.9/13 雑感「頑張って! お父さん・お母さん」

 通勤途上で、保育園に連れて行くのでしょうか、急な坂道を自転車の後ろに幼子を乗せて、一生懸命こいでいるお父さんに出会います。後ろの子どもは、お父さんの背中を見ながら、いつかこの情景を思い出すだろうなあと思い見ていると、なんと、幼子は、お父さんの自転車をこぐタイミングに合わせて、体を前に動かし、お父さんの手助けをしているように見えました。偉い子供です。
 次に信号を渡る乳母車を押すお母さんとすれ違いました。朝の通勤前に保育園等に預けに行くのでしょうか? 子育ては大変だと思います。でも頑張って下さい。子育てに少しゆとりがでてくれば、子育てを楽しむこともできると思います。
 小学生の子共を持つお父さんお母さん、子供はいつだって親のことを考えながら、気にしながら生活しています。家庭で子供達の気持ちが解放され、心の安定が図れるようお願いいたします。

23.9/12 朝会「稲作・米・カミング30」

学校周辺の稲が色づき、まさに収穫の季節を迎えようとしています。
 日本人は、米を主食としてきたために、特に大切にしてきました。
 稲が実り、実の部分を取り出し、殻をとって米(玄米)にし、米ぬかをとってごはん(白米)とします。
私が小さい頃、親や祖父母から「ごはん1つぶでも粗末にすると目がつぶれる」と言われて育ちました。それは、米が大切なものであると同時に、米作りには、農家の人々の多くの苦労と努力があり、それを無駄にしてはいけないという教えでした。「米」という漢字は、八+八で、多くの苦労が足されている、という意味だと言われています。漢字にも表れています。
 最後にそのごはんをありがたくいただくためにも、おいしく、体のためになる食べ方があります。それが、「カミング30」です。これは、1口分を口に入れ、30回噛みましょうということです。30回噛むことは、あごを丈夫にすると共に、脳を刺激して活性化させ脳をよくすることにつながるということです。さらに、味もよくなり、胃にも良いということです。
稲を見て、季節を感じると共に、苦労を考え、大切にし、そして食べるときはよく噛んでいただきましょう。
追伸1
5年生は、近所の菱山さんに稲作学習を指導してもらっています。田植え・草取り・やがて刈取り…ほんの一部分の作業ですが、この学習を通して感じてくれることを大いに期待しています。
追伸2
 2年生のクラスで、朝会の後、校庭にあったススキを子供達に見せて、「これは何でしょう」と問うと、なんと「稲」「麦」と答える子供が多かったとか。(学級だよりにありました。)
 こんなことは分かっているのでは?と思っていてもそうでないことが多くあります。過去には、以前記載しましたが、「ニワトリの足の数は4本」と答える1年生が多くいました。
 実体験の大切さと、親子の共通体験と会話の大切さを感じます。
 

23.9/1 2学期始業式「自分を変えようとするとき」

子供はなぜ勉強するのか? 世の中のために、人々のために役立つ大人になるために勉強をします。
 この夏、病気や怪我の連絡がなく良かったと思っています。しかし、地域で迷惑をかけ、関係者が対応することもありました。人様に迷惑かけたり、犯罪的なことに手を出したりすることはいけません。  
勉強する意義を再度確認したいと思います。
 この話は30年も前の話です。5年生の女子で、発言も苦手、自分から友達の中へ入れない、勉強も面倒くさいからいや、家ではテレビやゲームでだらだら過ごす。こんな状態の子どもでした。しかし、何が原因かきっかけかは分かりませんが、「今の自分ではだめだ、みんなから取り残されてしまう・・・」と感じ突然変身しました。
具体的な変身内容は、(1)生活時間の改善でけじめのある生活をする。(2)身近な人に挨拶をして、積極的に人と関わろうとする。(3)45分間の勉強を頑張ること。この3つを心がけました。本人の努力もあって、1月後には本人だけでなく周囲の子供達の見方も好意的なものに変わって行きました。人は何かのきっかけや意思でいい方向に変われるものです。要は、自分で前向きに考え実行するかどうかにかかっています。低学年は、周囲の大人の支援が必要かもしれませんが、高学年は日々の体験や周囲の友達、本からもそのきっかけはつかめると思います。
 更に、自分をいい方向に変えよう、成長させたい、分かるようになりたい等、意識し努力する2学期にしていきましょう。

23.7/8 児童朝会「子供の時に考えたかった、教えてほしかった、こと」

 今だから思うのかもしれません。そして、ときには、「もし、生まれ変わることができたなら。」とこんなことも考えます。子供の頃に意識したり知識があったら、と思うことです。(3)は、暑くて朝会を短縮したために言えなかったことです。記録として書きます。
(1)勉強は何のためにするのか
私は小学校の頃など考えたこともなかったし、教えてもらうこともなく、当然するものと思っていた。もし、なぜ勉強をするのかを考えたり教えてもらっていたりしたら、もっと自主的な勉強をしたのに、そう思えるのです。
「自分を含めた、人のために役立つ人間になるための知識や技術等を身に付けるため」に子供は勉強するのだと思います。
(2)友達の大切さ
  大人になっても友達は大切です。現代は特に意思伝達ツールの発達で、誰とでも気兼ねなく情報のやり取りができます。しかし、心が通じあっているかどうか問題です。友達とは、親友とは、心の通じ合いを前提にして、互いが成長し合える関係でありたいと思います。そういう友達関係を築く大切さを訴えたいと思います。
(3)世界をまたいでの仕事がある。大小様々な会社から公務員、そして特技を生かしての海外青年協力隊・・・。こんな仕事もあることを小さいうちから知っておきたかった。
 知識は、自分の夢や生活を豊かにしてくれます。
 この夏に特に高学年の皆さんは、勉強・友達・仕事・自然・エネルギー・原子力…等、考えたり調べたりするといいと思います。将来は君たちにかかっているのだから。


23.7.4 雑感「暑いのに子供は元気」

結構日差しはあり、今日も最高気温が34度程度まで上がると言われています。10時20分、2時間目の終了のチャイムと共に、子供達がボールを持って校庭に駈け出して行きます。足で地面をなぞって、ドッヂボールのコートを作り(結構埃だらけになりながら)歓声を上げながら遊んでいます。
 子供はこうでなくてはいけないとつくづく思います。
 子供達は、教室の勉強も大切だけれども、仲間とのかかわり合い、学校外での家庭や地域での大人とのかかわり合う体験を通して、それぞれのこどもや大人の立場を理解し、言葉遣いや態度を判断するという高度な社会性を身につけていくものです。
 子供達の人の中での体験や自然の中での体験の重要さはこの社会性を身につけていくことと、地球環境を守ることにつながっていくものと思います。元気に遊んでほしいものです。
 10時42分頃校庭〜子供達の姿が見えなくなりました。そして、10時45分に3時間目のチャイムが鳴りました。予冷がなくても、本校の子供達は始業前のチャイムで勉強がスタートできるよう考えた行動がとれています。

23.7.4 児童朝会「節電」

木金曜日に休み、土日曜日に働く会社が出てきました。皆さんも知ってのとおり、電力使用料の少ない休日を仕事日として、電気の有効利用を図り、計画停電や大停電をなくす努力をしているのです。
 この暑い夏に、大停電になったら日本中の人々が大変困ります。そのためにも、15%以上の節電をしようということになっています。特に、平日の午後2時〜午後4時頃が電気の使用が高くなるということです。
 学校では、廊下やトイレの授業時間時の消灯・教室での窓側の蛍光灯、教室移動の時の消灯にみんなで心がけていきましょう。家庭でも家族で相談して、節電に協力していきましょう。日本を守るため、日本の元気を続けるためです。

23.6.21 雑感「こんな言葉遣いをする子供がいるのでしょうか」

 地域の人々から時々、苦情や心配の電話が学校に来ます。
 昨日、未就学児を連れていたお母さんらしい方からこういう内容の電話がありました。
 中学年ぐらいの男子2名・女子1名が、乱暴な言葉を使いながらすれ違った時に、「じろじろ見てんじゃねえよ!」さらに少し離れてからも「いつまでも見てんじゃねえよ」このような言葉を言われた。びっくりするやら、我が子を学校に上げるのが心配になりました。こういう内容です。
 やくざのような言葉遣いを、しかも小学生が大人に向かって・・・。普通では考えられません。しかし、現実にこういう子供はいます。何がそうさせたかは断定できませんが、心の育ち方等に課題があると考えます。気長に、時に毅然と対応します。特にこういう問題は、学校だけでは手に負えない場合があります。家庭や地域等の皆さんのお力も借りながら見守り指導していくことが必要と思っています。
 周囲の児童を反面教師的に育て、流されないようにしていくことを第一に、次に、当の本人に対しては、気長に丁寧に指導していくことが大切と思っています。

23.6.20 「運動会の保護者アンケートから」

 多くの保護者の方々から、感動したという内容の感想を寄せていただきました。
 子供達は本当によくやりました。行事を通しての成長は確かなものがあります。
 教職員の意識も高まります。ありがとうございました。
 教師の意識(教師の思い、とでもいえるのでしょうか)について感じることがありますので、ここに書きます。
 これまで接してきた教員等は、一般的に、「子供にとって、良かれと思ったことを一生懸命やる。」こういう存在です。結果に対して、保護者・部外者の方々から、批難されたり、意見されたりすることを快く思えない存在だと私は思っています。
 一般企業の方々は、敵は何割かいて当然と思いながら仕事をされていると思いますが、学校はそういう思いになれないところです。みんな(保護者・地域の方々)が協力してくれて当然、ここまでは言いませんが、これに近い思いをもって日々仕事をしています。
 しかし、苦情は宝の山・・・。こんなことも言われています。もってよくしてほしい、そんな希望や願いもあると思います。中には、本当に指摘された通りだと反省することだってあります。
 今、自分がやっていることが最善とうぬぼれないで、人の意見も参考にしてより良いものを目指す、こういう気持ちを持って教育活動に当たっていきたいと思います。度量を広くして、ことに当たりたいと思います。

23.6.20 朝会「自分で考え行動する大切さ」

 大学生が友達について話していました。友達は、年寄に大変親切で、席を譲る、階段では重い荷物を持ってあげる・・・、等。そこで友達に聞いたそうです。「どうして君はそんなにお年寄りに親切なの
?」と。するとその友達は「だって、ママがお年寄りには親切にしなさい、と言っているから・・・」
 そういえば、この友達は、お年寄り以外にはそんなに親切にしていないことを思い出すと共に、大した友達ではないな。と思ったそうです。
 人に言われてする行動もいいが、自分で考え、自分の判断ですることが求められます。
 長沼小でも、良くない言動で指導される子供がいます。各学級でも担任の先生に叱られている場面も見ます。多くの子供達は、分かっていて、「つい、やってしまった。分かっていて、人に流されて・・・」と後になって自分の言動を反省します。
 高学年児童の皆さんは、自分で考えて、よし、やってみよう。」こういう意識を持って生活してほしい。自主自立の大人になっていくことが皆さんの進むべき道です。
 今日の全校児童朝会は、本当に皆さん聞く態度が立派でした。感心します。

23.6.12.13 「6年移動教室」

実施内容をその日の夕方に6年保護者にメール配信した内容を以下掲載します。
 携帯電話での文字入力は慣れないために100字程度を打つのに30分以上かかりました。
 6/12(日)1日目 薄曇り、戦場ヶ原も滝見学も順調に実施。交通もスムーズだったので華厳の滝も行きました。4時ホテル着。全員元気。キャンプファイヤーも、予定通り実施予定。
 6/13(月)2日目 朝5時雨止む。足元が悪く、切り込み湖のハイキングは危険と判断し本日は中止。日光東照宮を午前中に見学。人が少なくゆっくり見学。光徳牧場で昼食。アイス。湯ノ湖一周ハイキング、源泉見学。4時前にホテル着。天気は良かった。これからお風呂・お土産・ふくべ細工。1名扁桃腺が赤くなっている。熱はない。他は元気。夜、雨がなければ、明日は切り込み湖まで短縮のハイキングの予定。新緑が素晴らしく気温も天気もちょうどよく活動しやすかった。
 6/14(火)3日目 これからはこの日に帰るのでお知らせはない。
 記録として、
 朝6時晴れ。朝食中の7時過ぎから雨が降ってきた。午前中にまとまった雲が接近することと足元が前日と同様悪いことを判断し、ハイキング中止。足尾銅山へ。歴史と公害の学習をする。
 帰路も順調で、1時間早く到着。

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