9月15日(水) 本日の授業風景 ・ その3被服室でビデオを見ていたので、何かと思いお邪魔しました。( 写真・上 ) 見ていたのは 「 I am a child ! 〜 働かされる子供たち 〜 」 というビデオで、貧困国で安価な労働力として働かされる子供たちの実態、いわゆる 「 児童労働 」 という名の人権侵害を取り上げています。 「 保育と環境 」 の学習の一環で、子供を守る法律について学びました。 学習プリントを使って 「 児童憲章 」 の3つの基本綱領を確認しましたが、さらにそのあと続く12の条文には、以下のようなものが定められています。 ● すべての児童は、心身ともに健やかに生まれ、育てられ … ● すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ … ● すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ … ● すべての児童は、虐待、酷使、放任、その他不当な取扱からまもられ … 一番頼りとするべき母親や父親から暴力を受けたり、ネグレクト ( 育児放棄 ) により食べ物を与えられないなどして亡くなった幼い子供たちは、こうした条文をあの世でどう受け止めているのでしょうか? そう考えると、いたたまれない気持ちになります。 授業の後半では、これも 「 保育と環境 」 の学習として 「 自分史・絵本 」 の制作に取り組みました。( 写真・中・下 ) 写真や絵などを資料として添付しながら、生まれてから今までの15年間を自分史にまとめたり、それに代わるものとして絵本を作ったりします。 できあがったら見せてもらうのを楽しみにしています。 校長 武田幸雄 9月15日(水) 本日の授業風景 ・ その2単元 「 世界の国々の調べ方 」 の学習で、今日は主に中国の工業について取り上げていました。 現在、日本の企業がどんどん中国に進出しています。 その理由として、日本側にとって 「 人件費が安い 」 「 労働力が豊富 」 といったメリットがあることを学習しました。 資料集で日本人と中国人との平均賃金を確認しましたが、日本人の約33万5千円に対し中国人は約1万5千円というのは、さすがに大きな違いですね。 一方で、中国側にも 「 最新の技術を入手できる 」 「 新しい雇用が生まれる 」 といったメリットがあるとのことでした。 このように、二者の間で、お互いに損をせず双方にとってメリットのある関係のことを 「 win win 」( ウィン ウィン ) の関係と言います。 今や中国は日本にとって最大の貿易国になっています。 しかし、その一方で、先日も日本の巡視船と中国の漁船が衝突したことをきっかけに中国で反日感情が高まるなど、必ずしも両国の関係は無憂無風 ( むゆうむふう = 何の心配事もなく、平穏であること ) というわけではありません。 同じアジアの国として、利益・利潤という視点での 「 win win 」 だけでなく、友好・信頼という視点でも 「 win win 」 の関係でありたいものですね。 校長 武田幸雄 9月15日(水) 本日の授業風景今日の書写は 「 硬筆 」 の練習です。 原稿用紙に書かれたお手本を、丁寧に写し取っていきます。 そのため、書写だけでなく原稿用紙の使い方も一緒に学習しました。 井上先生からも注意があったかと思いますが、書写は姿勢も大事です。 体が斜めになっていたり、背中を曲げて顔を机に近づきすぎたりしていると、きれいな文字は書けません。 まして、頬づえをついて書くなどもってのほかです。 また、鉛筆の持ち方も、思わず 「 えっ! 」 と驚いてしまうような持ち方をしている人がいました。 これは小学生か、それ以前からの悪い癖が身についてしまっていると思われるため、直すのは大変だと思います。 しかし、まずは書写の授業で意識して 「 良い癖 」 をつけ、それを 「 良い習慣 」 として続けるよう努力してください。 授業の後半は 「 百人一首 」 に取り組みました。( 写真・下 ) 年間5回行われる定期考査を一区切りに、20首ずつ覚えていきます。 1年生は2学期から始めたばかりなので、まず最初の20首です。 これから1年かけて、100首全部覚えられるように頑張りましょう! 校長 武田幸雄 9月15日(水) 本日の学校給食● パ ン ● ミートローフ和風ソース ● キャンディーポテト ● ワカメと豆のサラダ ● 果 物 ● 牛 乳 9月14日(火) 本日の授業風景 ・ その3「 黒竹のランプシェード 」 を作製しています。 黒竹を組み合わせて作ったランプシェードに、自分でデザインした和紙を貼り付けていきます。 完成した作品は中にLEDランプを入れるので、スイッチをONにすると和紙に描いたデザインが浮かび上がる仕組みになっています。 黒竹と和紙という素材からか、渋めの和風の図柄を描く人もいれば、メルヘンチックな可愛らしいデザインを描いている人もいます。 私が個人的に興味を持ったのは、○○君の 「 夜桜の中を飛ぶアゲハ蝶 」 と、△△さんの 「 極楽 」 をイメージした図柄です。 「 夜桜 」 と 「 アゲハ蝶 」 という一見ミスマッチな組み合わせの理由を○○君に尋ねたところ、特にその光景を見たというわけではなく 「 何となく思い浮かんだから 」 描いたのだそうです。 ♪ ヒラリヒラリと舞い遊ぶように 姿見せたアゲハ蝶 夏の夜の真ん中 月の下 … 季節に春と夏との違いはあるものの、そのデザインは 「 ポルノグラフィティ 」 の名曲 「 アゲハ蝶 」 を連想させるものがありました。 △△さんのデザインは、「 極楽 」 をイメージしたと言うだけあって、見事な蓮 ( はす ) の花が描かれています。 もうすぐ秋のお彼岸ですが、それまでに完成させてもらい、LEDのほのかな明かりが灯ったところをぜひ見てみたいと思いました。 校長 武田幸雄 9月14日(火) 本日の授業風景 ・ その2担当は、山口先生、嶋田先生、小又先生です。 すべてのグループで Lesson 4 “ Shun in London ” ( ロンドンの俊 ) を学習しています。 教材には、ロンドンを訪れていた 俊 が、衣料品店の店員さんに服のサイズを尋ねられ、つい “ S,please.” ( Sです ) と答えてしまい、店員さんに意味が伝わらないという場面がありました。 確かに、私たち日本人は服のサイズを表す 「 S ・ M ・ L 」 を、記号としてしかとらえていないのでそのままでも通用します。 しかし、英語圏ではその意味するところ、つまり 「 Small 」( スモール ) 「 Middle 」( ミドル ) 「 Large 」( ラージ ) と、しっかり伝えなければならないのですね。 ちなみに 「 L 」 よりもさらに大きなサイズを 「 XL 」 とか 「 O 」 で表していますが、それぞれ何の頭文字か分かりますか? 知っておかないと、海外で服を買うときに困るかもしれないので教えておきましょう。 「 XL 」 は 「 Extra Large 」( エクストラ・ラージ )、「 O 」 は 「 Oversize 」( オーバーサイズ )、どちらも 「 特大 」 といった意味です。 ただし、欧米サイズで 「 特大 」 を着られる日本人などあまりいないので、もともと心配する必要などないかもしれませんね。 校長 武田幸雄 9月14日(火) 本日の授業風景1学期の復習で、「 凸レンズでできる像を調べる 」 実験を行っています。 光学台に凸レンズと上下・左右の向きが分かる物体を置き、スクリーンを動かしながらそこに像を映します。 そのときの 「 スクリーンと凸レンズの距離 」 「 物体と比べた像の大きさ 」 「 物体と比べた像の上下・左右の向き 」 を調べるのです。 実験の結果、物体を凸レンズの焦点の外側に置いたとき、スクリーン上に像ができました。 そして、そのときにできる上下・左右の向きが逆の像を 「 実像 」 と呼ぶことを学習しました。 それに対し、物体を凸レンズの焦点の内側に置いたときは、スクリーン上に像はできませんでした。 ただし、凸レンズを通して同じ向きに大きく見えた 「 見せかけの像 」 を 「 虚像 」 と呼ぶことも学びました。 ところで、その 「 実像・虚像 」 には、もう一つ別な意味があります。 人物や物事のウソ偽りのない本当の姿を 「 実像 」 といい、、実を伴わない見せかけの姿を 「 虚像 」 というのです。 選挙が近づくと、さまざまな政治家が、さまざまな公約を述べるのが常ですが、その姿は果たして 「 実像 」 なのか 「 虚像 」 なのか … ? それを見抜くことは、理科の実験と違ってなかなか難しいようです。 校長 武田幸雄 9月14日(火) 本日の学校給食● ご 飯 ● 赤魚の照り焼き ● ナスの味噌炒め ● ハムと野菜の和え物 ● 秋野菜の炊き合わせ ● こんにゃくの土佐煮 ● 牛 乳 9月13日(月) 本日の授業風景 ・ その3担当は、鈴木先生・加藤先生・鶴丸先生です。 どのグループも 「 連立方程式 」 を学習しています。 このあと 「 速さの問題と連立方程式 」 「 割合の問題と連立方程式 」 「 連立3元1次方程式 」 といった連立方程式の応用が出てくると思います。 黒板に書かれた練習問題を見てさっと解ける人と、黒板を見たまま固まってしまう人とがいるように、少しずつ理解度に差が出始めているようです。 今の段階で連立方程式につまずいているという人は、「 1次方程式 」 や 「 文字と式 」 に立ち返って復習するなど、早めの手当をしておきましょう。 また、そのほかにも中2の2学期に学習する数学は、「 1次関数 」 や 「 合同の証明 」 など、中学校・数学のひとつの 「 ヤマ 」 を迎えます。 そのため、3年生で 「 数学ができない・分からない 」 と言っている人の中には、その 「 ヤマ 」 を越えられなかったことが原因になっている人も少なくありません。 授業に集中していないとあっという間に取り残されてしまう危険がある一方、頑張って 「 ヤマ 」 を越えれば一気に勢いのつく可能性を秘めているのが、この2学期の数学です。 文字どおり 「 一歩一歩 確実にヤマを登るように 」 毎時間の授業を大切にしてください。 校長 武田幸雄 9月13日(月) 本日の授業風景 ・ その2道徳の内容項目のうち 「 人間には弱さや醜さを克服する強さや気高さがあることを信じて、人間として生きることに喜びを見いだすように努める 」 について、副読本の中から 「 花のき村と盗人たち 」 ( 新美南吉 ) を教材として取り上げています。 「 花のき村 」 という村にやってきた盗人のかしらは、自分のことを全く疑おうともしない子供 ( 実は、お地蔵様の化身 ) と出会います。 また、村役人も子供と同様、自分のことを疑わないどころか、ごちそうを振る舞ってくれたりします。 それまで他人から白い目で見られ、嫌われ続けてきたかしらは、初めて人から信用される喜びを知り、涙を流して心を入れ替えたというお話です。 「 ごんぎつね 」 や 「 手袋を買いに 」 で知られる新美南吉の作品らしく、ほのぼのとした温かい物語でした。 授業の後半、ワークシートを使って 「 より良く生きるために、今までに自分のやったこと ( 現在、やっていること )」 について考えました。 時間の関係で発表には至りませんでしたが、私がざっと見たところでは次のような回答がありました。 「 気持ちのいい挨拶をしている 」 「 部活動の練習を頑張っている 」 「 遅刻をしないで登校する 」 「 いつも笑顔を心がけている 」 「 家の手伝いをした 」 「 朝、ユニセフ募金に協力した 」 「 弟を泣かさないようにする 」 … なるほど、どれもささやかですが 「 より良く生きること 」 につながるものばかりですね。 「 セーフティ教室 」 で取り上げた 「 万引き防止 」 とも関連するところのある、大変タイムリーな授業でした。 校長 武田幸雄 9月13日(月) 本日の授業風景一昨日の土曜授業の中でも2時間を使いましたが、今日はまだ実施できていない 「 社会 」 の問題に取り組んでいます。 本来であれば、都立高校の入試と同じように、お昼をはさんで 「 国語・数学・英語・社会・理科 」 の5教科を通して行うのが理想ですが、今回は時間割の関係もあってやむをえず変則的な方法で実施することになりました。 みんな、真剣な表情で取り組んでいます。 さて、その都立高校入試について、先週 東京都教育委員会は来春の入試の実施要綱を発表しました。 詳細については、都教委の主催する説明会を経て、10月27日(水)に本校で行う進路説明会においてご報告する予定です。 また、都教委主催の 「 都立高校等合同説明会 」 も開催されます。 多摩地区では10月31日(日)立川高校において行われますので、そちらに参加されるのも良いかもしれません。 「 自己PRカード 」 に従来の 「 志望理由 」 「 中学校生活で得たこと 」 に加え、「 高校卒業後の進路 ( 将来の夢や目標・就きたい職業など )」 も記入するようになったり、多摩地区では町田高校や国分寺高校などが、推薦入試に小論文・作文を課すようになるなど、いくつかの重要な変更点もあります。 いよいよ進路に関する大切な情報や提出物が増えていく時期を迎えました。 聞き漏らしや提出遅れなどのないように、気持ちを引き締めていきましょう。 校長 武田幸雄 9月13日(月) 本日の学校給食● サツマイモご飯 ● サケのチャンチャン焼き ● 五目炒め ● ワカメとタコの酢の物 ● 果 物 ● 牛 乳 9月13日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話私は、比較的長い時間をかけて電車通勤をしているのですが、この数年間で電車内における公共のマナーが、若い人たちを中心にますます守られなくなってきていることを実感しています。 携帯電話での通話や、携帯音楽プレーヤーのヘッドフォンからの音漏れは言うまでもなく、最近は電車の床にお尻をつけて座り込んでいる若者を、たくさん見かけるようになりました。 では、その人は具合が悪くてそうしているのかというと決してそんなことはなく、私よりも体格のいい若者が床に座り込んで、モバイルゲームに夢中になっていたりするのです。 9月12日(日) 今週の予定 ( 9/13 〜 17 )9月13日(月) 【 通常授業 】 全校朝礼 14日(火) 【 通常授業 】 15日(水) 【 通常授業 】 16日(木) 【 通常授業 】 内科検診(3年) 17日(金) 【 通常授業 】 音楽鑑賞教室(1年) ※ 厳しかった残暑も、少しずつ和らいでいくようです。 少しずつ秋めいていく中、学習に集中して取り組むようにしましょう。 9月12日(日) 校長雑感 「 万引き防止 」昨日の学校HPでもご報告しましたが、南大沢警察署の方を講師にお迎えして行ったセーフティ教室では、「 万引き防止 」 をテーマに取り上げました。 この 「 万引き 」 については、今年度に入って全校朝礼や道徳の時間、学年集会等を活用して継続的に指導し、同時に保護者会やPTA運営委員会でもご家庭でのご指導をお願いしてきたところです。 今後も折にふれて 「 ゲートウエイ犯罪 」 のゲート ( 入り口 ) を通らせない指導を展開してまいりますので、ご家庭のご理解とご協力をお願い申し上げます。 さて、現在 讀賣新聞では 「 犯罪異変 」 と題したルポルタージュの第2部で 「 万引き − 崩壊するモラル 」 という特集記事を組んでおります。 昨日のセーフティ教室の私の挨拶でも紹介しましたが、改めてその記事の内容を中心にお話しさせてください。 9月11日(土) 本日の土曜授業 ( セーフティ教室 )このセーフティ教室も3年生の実力判定テストも、昨年までは平日の授業の中で行っていました。 今年度よりそれらを土曜授業の中で行うようになったことで、そのぶん平日の授業時数確保につながっています。 セーフティ教室では、生徒・保護者・地域の方々が参加し、警視庁職員 ( 警察官等 ) より非行防止や犯罪に巻き込まれないためのご指導を受けます。 今年度は特に学校からお願いして 「 万引き防止 」 をテーマに行いました。 現在、中学生のみならず高齢者の万引きの増加が社会問題となっています。 その一方で低年齢化も進み、あどけない顔をした小学生でさえ万引きが常習化した事例も少なくないそうです。 「 万引きは、ゲートウエイ犯罪 」 と言われています。 さまざまな重大犯罪の 「 入り口となる犯罪 」 という意味です。 今日のセーフティ教室では、そんな万引きが、本人はもちろんのこと、いかに多くの人々を不幸にしてしまうのかを、DVDや警察の方のお話しから知ることができました。 最後に万引き防止のスローガンとして掲げられていた 「 万引きは、しない、させない、見逃さない 」 を、生徒・保護者・地域・学校が肝に銘じておかなければなりませんね。 大変暑い中でのセーフティ教室でしたが、終了後の協議会までお付き合いいただいた南大沢警察・保護者・地域の皆様、大変ありがとうございました。 そして、生徒の皆さん。 お疲れさまでした。 校長 武田幸雄 9月10日(金) 登下校中の歩き方に注意を!1学期にも一度指導を受けているはずですが、相変わらず 「 別所中の生徒が歩道に広がって歩いているので、注意してほしい 」 という苦情を地域の方からいただきます。 自分たちはおしゃべりに夢中になっているため、他の人が後ろから来たことに気づかない、迷惑をかけているつもりはないのかもしれません。 しかし、仕事や買い物を終えて帰宅を急いでいる方にとっては、大変迷惑で不愉快なことなのです。 登下校の際には、必ず写真のように歩道の端を一列で歩くようにしましょう。 また、他の方の通行の邪魔になってしまったことがわかったときは、素直に謝るようにしましょう。 校長 武田幸雄 9月10日(金) 3年生 ・ 男子シンクロ ( その3 )写真を見るかぎり 「 2学期に入ってからのわずかな練習時間で、ここまで素晴らしい演技ができるとは! 」 と驚く人もいるかもしれませんが、それはホームページ用に 「 それなりの 」 写真を選んでいるからです。 しかし、映画やTVドラマの 「 ウォーターボーイズ 」 シリーズで主役を演じた、妻夫木聡さん、山田孝之さん、市原隼人さん、瑛太さんなど、今をときめく人気俳優たちに負けないほど皆さんはかっこよかったです。 そして、演技の成功・失敗、上手・下手、見栄えの良さ・悪さ、技術的な難易度に関係なく、プールサイドは常にたくさんの拍手と笑いにあふれていました。 そういう意味で 「 素晴らしい発表会 」 を見せてくれた3年生の皆さんにお礼を言います。 どうもありがとう。 「 一見、馬鹿らしく見えること 」 に真剣に取り組んだ皆さんの演技は、常に沈着冷静なこの私をもってして、プールに飛び込まずにはいられなくなる感動を与えてくれました。 最後に問題です。 ( 写真・下 ) には、ウォーターボーイズに混じって 「 ウォーターおやじ 」 が一人だけ入っています。 どこにいるか分かりますか? 校長 武田幸雄 9月10日(金) 3年生 ・ 男子シンクロ ( その2 )もちろん、その後公開された映画もTVドラマもすべて見ています。 「 ウォーターボーイズ 」 のオリジナルサントラ盤CDも持っているので、授業で発表するときにはBGMとして使ったらどうかと棟方先生に提案したほどでした。 だから、練習を見に行ったとき皆さんに言った 「 私は、男子シンクロにはちょっとうるさいですよ 」 というのは、決して冗談ではなかったのです。 いくつかのグループには具体的な演技のアドバイスもしましたが、全体に投げかけた注意は 「 とにかく怪我には気をつけること 」 。 特にアクロバティックな動きを取り入れているグループは、細心の注意を払って演技しないと思わぬ大怪我につながるからです。 私が練習を見ていて一番嬉しかったのは、泳ぎが得意でも苦手でも、グループ全員に何らかの 「 出番 」 があるようなプログラム構成にしていたところです。 みんながあんなに楽しそうな表情で練習に取り組んでいられた大きな理由が、そこにあるような気がします。 ふざけて取り組んでいる人もいないし、それぞれの水泳のレベルに合わせた演技を行っているし、あとはちょっとした油断や不注意から怪我だけはしないようにと願って、今日の本番を見に行きました。 校長 武田幸雄 9月10日(金) 3年生 ・ 男子シンクロ ( その1 )そんな中、今日の授業で3年生・男子は水泳の授業の締めくくり?に、シンクロナイズドスイミングに挑戦したので、その様子をアップします。 男子のシンクロナイズドスイミングは、映画やTVドラマで人気を博した 「 ウォーターボーイズ 」( WATER BOYS ) が有名ですが、今から約25年前、埼玉県立川越高校という男子校の水泳部が、文化祭の出し物として始めたのがルーツです。( 現在も続いています ) 約25年前といえば、女子のシンクロでさえオリンピックの正式種目に採用されて間もない頃です。 そんな中、素人の男子高校生が始めた 「 一見、馬鹿らしい 」 出し物がマスコミの目にとまり、映画化・ドラマ化されて現在に至っているのです。 私は、棟方先生から3年生男子がシンクロに挑んでいることを聞き、一度練習している授業を見に行きました。 そして、もしいい加減な気持ち・態度で取り組んでいるのなら、すぐにやめてもらうつもりでした。 なぜなら 「 一見、馬鹿らしいこと 」 に中途半端に取り組むと、それは本当に 「 ただの馬鹿らしいこと = おふざけ 」 で終わってしまうからです。 しかし、練習を見たとき、私のそんな懸念はすぐに吹き飛びました。 皆さんは真剣に、そして、心から楽しそうに取り組んでいたからです。 校長 武田幸雄 |