引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

9月4日 雑感

「プールの水がきれい」

 今年の夏は冷夏といっていいのではないかと思う。理由は夏季プールの実施日数が例年に比べて少なかった。夏休み最終日の8/31も低温で実施できなかった。
 それから数日後の9/4、校内の巡視をし、プールサイドも見回りに行く。水がきれいだった。そういえば、今朝7時40分頃、プールの近くを通ったら、担当学年の先生2人がプールにいたことを思い出した。9月最初の週だが、やはり気温が低い。

それでもいつでもプール学習ができる状況に努力している本校の先生方に感謝です。

9月2日 雑感

「5年生も頑張っている」
 
 5年生は、9月下旬に、1泊2日の三浦移動教室を控えている。しかし、学校を取り巻くインフルエンザ関係の環境が心配。学校内での感染者はいないが、近隣には学級閉鎖も出ている。しかも増える傾向にある。そういう状況だから、5年生全員に、みんなで元気に移動教室に行こう。自分で、自分達でできる限りの感染防止策をするよう努力しよう。その日の午後、こんな話をした。その日は2学期はじめての給食だった。担任からは、「給食は班毎にしないで、みんな前を向いて唾を飛ばさないよう、静かに食べていた。」こんな話を聞いた。こんな静かな給食は初めて。おしゃべりしながら楽しい給食にしたい。そんな話も聞いた。

 何を大切にするか、そのためにどうするか、子供たちなりに考え実行している5年生も立派。やりすぎには担任からブレーキがかかるでしょうが、一番の目標、「みんな元気で移動教室に行こう」を目指して当分頑張ろう。

9月1日 雑感

「心配一杯の始業式だったが?」 

8月30日に2学期の始業式を目前にして、気がかりなことがありました。
 1つは、台風です。
 2つ目は、新型インフルエンザの感染状況です。
 3つ目は、政治の変化で教育内容の変更があるのか、今後どうなるのか?いろいろ心配をしています。

 9月1日になりました。台風も早めに通過し心配はありませんでした。始業式は前日に、感染予防のために、放送で実施を決めていました。子供たちも元気に登校してきていました。ほっとしました。引き取り訓練も無事できました。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
 さて、3つ目の政治の内容ですが、一国民として、教育行政の一環を担っている者として、注意深く見守っていきたいと思います。今、気になっていることは、子供の生活全般を大人が用意しなくてはならない時代になっていることです。安心安全のことが前提にあると思いますが、休日や放課後の遊びや習い事も多くは大人主導で計画され実施されている傾向があります。
 また、子供たちの基本的生活習慣の定着も学校に多くが求められる時代です。今、学校や関係所団体等がやらなくて、誰がやる、そういう状況です。様々な細かい指導や情報氾濫の中で、子供たちが自立する機会を奪っているようにも感じます。
 
 子供たちがのびのびと活動し、青少年が夢をもって勉学に勤しみ自己実現できる社会、教育環境になればいい。そう願っています。それまでは、できることを少しずつでもやっていく中で、子供たちの自主性を引き出すことが必要なこととも理解しています。
 新しい政治の流れの中でいろいろ考えていきたいと思います。

9月1日 始業式にて

「仲間の心を大切に」

 約束を守るということは・・・

 今度の休みに山登りに行こう。仲間4人で、今度の土曜日に新宿駅の中央線の下りホームの中程に午前7時集合と約束した。その当日、7時前に3人が集まった。7時になってももう1人がこない。
「どうしたんだろう、何かあったのかな?」「ひょっとして日にちを間違えているんじゃないか?」
「電話してみようか?」「留守電になっているよ。」「電車の中だね」「予定の電車に間に合うかな」
 いろいろ仲間は心配している。大人でもいろいろ心配する。
 子供の場合にもよくある。移動教室や遠足がそうだ。班長が心配、仲間が心配・ついには先生が自宅に電話することになる。なんと、寝坊したとのこと。
 楽しいことを皆でやろうとしているときは、仲間の気持ちを考え、約束は守ることを最低限のことと考えよう。
 人に迷惑をかけて平気な人がいる。とっておきの例として、掃除をサボっている人がいます。この人は、どんな気持ちだろう。私には、わがままでいやなことは人に押しつける「自分の掃除の仕事を友達に押しつけている」人に思える。自分が掃除をしないとその分を誰がするのか、班の人達に申し訳ないと思う気持ちを持ってほしい。2学期のはじめに当たって、仲間と協力し合って、楽しい生活を考えて行きましょう。
 
新型インフルエンザの大流行が言われています。保健便りでお知らせしていますが、教室で担任の先生から詳しく聞いてください。特に5年制はこの1月間、気をつけよう。
  
新しい事務主事さんを紹介します。小林 美貴子さんです。

8月 雑感

「全国学力状況調査の結果」

 現6年生が4月に実施したものです。別ページ「学力向上改善プラン」に、結果の概要と改善への取り組みを示します。(この欄では、7月分に、都の学力関係の調査結果の概要を載せています。
 各新聞やテレビ等では、理解力はあるが、生活に生かす力に課題があると指摘していますが、本校児童にもその傾向は若干見られますが、例年通り、概ね満足できる状況です。本校の児童は、個人差はありますが、全体的傾向として、資質能力が高いと思っています。
 各家庭・地域、そして学校の取り組み状況もあると思います。嬉しい反面、ここで気を引き締めて今年度の教育目標達成に努力していきます。(9月中頃に載せます、該当ページをご覧ください。)

朝会での言葉 7月18日

7月18日
1学期の終業式の話「心を通い合わせる人や動物との生活」
 祖母から遠い昔に聞いた話を突然思い出しました。
 大事に飼っていた猫が、突然ひざの上に来て、そこで息を引き取った。猫にその人の気持ちが伝わり、大切にしてくれたその人のところで最後を迎えた。こういう内容の話です。40年以上も前の話です。
 家族なら、心が通じ合い、特に、「家族を困らせるようなことはしない」その様に思って生活する人は多い。あるいは、積極的に、家族に喜んでもらうために、努力するということも多い。家族が、自分の頑張りの大切な部分を占めていることがあります。この夏、まず、家族のことを考えましょう。
一人ひとりの良さについて
自分が何をしたら喜んでもらえるか
何をしたら悲しむか…等
 次に、毎日生活する教室の友達や先生のことも考えてみましょう。まず、1学期が終わるにあたって、意地悪をしていることが無いかどうかを考えましょう。人はいつもいじめられる側にいません。いじめられた気持ちはずっと心に残り、仕返しということになることも多くあります。いじめは人の心に復讐心を植え付け、いつか自分のところに帰ってきます。気をつけたいものです。

 明日から、夏休みに入ります。家族と共に楽しい思い出を作ってください。9月1日全員元気に会いましょう。  

朝会での言葉 7月6日

7月6日 朝会講話「計画が大切」
 人は考えたことしかできません。つまりイメージすることはできるということになります。自分のやることを考え実行するトレーニングのつもりで、計画を立てよう。
 もうすぐ夏休みです。今のうちに、めあてと方法を考えることが大切です。
 例えば、この夏に読む本を10冊決めて、1日の読書時間を決める。あるいは、○曜日の夕食はお母さんと一緒に作る、教わる。など、やることをはっきり決めることがいいです。

朝会での言葉 6月22日

6月22日 朝会講話「1年生の挨拶が進化」
             「プール学習はめあてをもって」
 私:「おはよう」 ○学年児童「おはよう・・・ございます」
 さて、この○学年の数字は? 1年から6年生間ですべての学年に手が挙がったが、1年生が多かったように感じた。そうです、1年生です。4月のころは、「おはよう」だったのが、大人に対して、「おはようございます。」と言えるようになってきた。このことが心の成長であり進化です。他の学年はやはり、高学年ですしっかり言えています。
 先週5.6年生がプールに入りました。待ち遠しい学年が多いですが、水泳は事故防止に注意する必要があります。先生の指示は絶対守ること、このことが大切です。長沼小を卒業するまでに、25メートル以上(息継ぎをして長く泳ぐ)を平泳ぎやクロールで泳げるようにしたいものです。これが目標です。
 低学年は、まず、水に親しむ、水中で目を開けることができる。息継ぎができる。中学年は、息継ぎをしながらいろいろな泳ぎができる。高学年は、長い距離(25m以上)を泳ぐ。
 安全に気をつけて水泳の学習をしよう。

朝会での言葉 6月1日

6月1日 朝会講話「美しい心と汚い心」
できれば、いや、ぜひ、汚い心ではなく、美しい心の持ち主の人間になりたい。誰もが思う。
美化委員会の児童が毎朝、1階の廊下をモップがけしている。皆が美しい清潔な学校で生活できるようにと頑張っている。更に先日は、体育館へ行くところの泥除けカーペットを外へ持ち出して、2人で協力してはたいて泥やほこりをとっていた。そこまでやるかと感心した。たとえ、先生に言われたとしても、その仕事をやることは学校のために頑張ろうという強い気持ちが必要だと思う。そういう意味でもすばらしい高学年児童を見た。
・ 反対に、悲しい場面を聞いた。これは汚い、卑怯な心だ。
それは、相手の欠点や弱い部分苦手なところを見つけて、悪口を言ったり、辛かったりするところだ。さすが高学年児童は、心の育ちもあり、こういうことは少ない。しかし、1.2年生は遠慮やマナーを知らない。平気で相手への悪口や冷やかし言う。例えば、学校へ来るときや帰る時に、からかってやろうと思う子供に対して「おーいチビ…」「おーい○○・おーい○○」と何回も言う。冷やかしやからかいとしか思えない。気がついたら、上級生は、低学年に注意して欲しい。長沼小の上級生はしっかりしている、そして下級生を引っ張っていく。こういう気持ちを持って長沼小を更によい学校にしていって欲しい。当然先生達は、卑怯な心や態度には、厳しい態度で臨む。

 仲間と協力して自分も相手も成長することはどういうことか、今後具体的な例を出して話します。

朝会での言葉 5月18日

5月18日 朝会講話「植物はなせ゛緑色」
 なぜ、植物は緑色なのか、いや、なぜ葉は緑色なのか?
 あまり考えたことも無かったが、大きな木の下に入り考えた。上を見上げると、枝を上へ上へ、しかもあらゆる方向へ精いっぱい伸び葉を茂らせている。植物は、空気中のCO2(二酸化炭素)と日光と根から吸い上げた水で、栄養分(でんぷん)と酸素を作っている。その栄養で、種を作り、あるいは枝や葉をもっと広げて少しでも多くの栄養を作り、種を育て、仲間を増やそうとしている。その働きの中心が、「葉緑体」といわれるもので、これが緑色の正体らしい。必要な色の光を吸収し、不要な色、(この場合は緑色ということになる)を反射し、それが人間の目に入る。
 緑色は、植物の緑色は、この時期山々の木々の緑色は、心が和む。緑は大切にしたい。


朝会での言葉 5月11日

5月11日 朝会講話「自分自身・仲間・そして長沼小のために」
 運動会まで、10日程度となりました。
 人は、目標を意欲的にがんばれることが多くあります。
 つまり、意欲が出ます。かけっこは、相手にどうしたら勝てるか、考え工夫し、努力する。
 2つの学年の団体演技は、仲間との協力によるみんなで完成させる気持ちで。
 そして、係り活動は、長沼全体のために。

 このように考え努力してみましょう。そのがんばりを運動会当日、大勢の人に見てもらい、自分の仲間との努力の結果を確認しましょう。

朝会での言葉 4月20日

4月20日 「優しい心を広げよう」
 車を運転していて、よくあることですが、「お先にどうぞ」と道を譲ってもらったときは、嬉しくなり、そして「自分も今度はそうしよう。」と思うものです。
 人の優しさや、すばらしさに出会ったとき、「私もやってみよう」そう思うものです。
 まず、高学年の皆さんに、優しい心や頑張りを発揮して、学校に広げていってほしいと思います。期待しています。

 来週は、この時間が教室での読書の時間になります。「優しい心」は、本からもたくさん感じることができます。本は心の栄養と言われます。たくさん本を読んで、感性をきたえて欲しいと思います。


7/5 児童・生徒の学力向上を図るための調査(東京都教育委員会)の結果から

現6年生が、5年生のとき(21.1.15)に実施した

【1.調査の内容と問題作成の基本方針】
学習に対する意識調査・・・ 学習にかかわりのある児童の意識や生活状況などを質問紙形式で調査
「確かな学力」の伸長を図るための調査 小5は問題解決能力等・・・問題解決能力等は、各教科等の学習で身に付けた知識や技能、思考や判断力等を活用して、問題解決を図るための必要な諸能力を観点として作成し、ペーパーテスト形式により調査する。
【2.本校の結果】
問題解決能力を5つの観点から捉え、その結果は   問題発見力 見通す力 適応・応用力 意思決定力 表現力
都の平均 81.5 59.6 54.5 50.6 72.1
市の平均 78.9 50.7 50.3 45.6 68.6
本校平均 89.6 53.7 59.7 55.2 80.6
結果から、大雑把に、全体的な傾向として言えることは、
本校の児童は、問題解決能力の平均点は高い。
見通す力は、都の平均より下回る。今後の課題として、子供たちに考えさせる、計画させるといった、子供たちにもっと任せる必要がある。具体的には、その場の感情など情緒面も大切にしながら、科学的な思考を養うことが必要。つまり、理科や算数の考え方や実験を大切にした学習を実施することが大切。行事等もしかり。
全体的傾向としては、意識調査の結果が良いと問題解決能力も高い。
具体的には、新聞や本を読んでいる子の方が、よく言われている、朝食をとっている子の方が、学校への持ち物を確かめている子の方が・・・・問題解決能力が高い。
問題解決能力を高めるには、日々の学習への意欲と理解力が必要で、また、適切な生活習慣等の育成も大切である。

7月 雑感

1.人は見かけじゃない(7月10日)
 だらしない格好の若者を見ると、悪いイメージをしてしまう。
 先日も、赤信号をすたすたと渡る背広姿のおじさんの後ろから、シャツをズボンの外に出し、少々だらしない格好の青年が歩いていた。「きっとこの青年は、赤信号でも渡るな」都思ったら、なんと、ぴたっと止まって信号が変わるのを待っている。その横を今度は若い女性がすたすたと渡っていく。
 いやー、この男性青年には親近感を持った。信念を持って、正義を貫くような青年に思えた。やや大げさだが、若者にもこういう人がいるじゃないか。ちょっと嬉しい瞬間だった。

6年日光移動教室から

1.たどり着いた顔つき(6月16日)
 6/15〜6/17の2泊3日で6年生は日光移動教室へ。2日目の戦場ヶ原ハイキングでの出来事です。
 グループ行動の時間は2時間程度でしょうか?その中での50分程度は、通過ポイントでの教師がいない時間帯がある。その時間の到着点に私が立っている。50分間が相当心配だった、私の顔を見たとたん大声を出して走ってくる子供たちには、安堵の色があった。聞くと、いろいろハプニングがあったということで、班の中でもめながらここまで来たとか、少し前で、道が違うようだから引き返そうとしていたとか、相当心配しながら来たということが分かった。トラブルがあったり、みんなで心配しながらも、無事到着を知ると、今までの心配が無くなり、班の絆も固まったように思えました。
 
2.面白い光景(6月16日)
 小雨の中、キャンプファイヤーを実施。簡素に実施したが、炎はきっと心に残ったと思う。さて話は、ぬれた靴を乾かす方法に移ります。靴がぬれるから、子供たちには新聞紙を丸めて靴の中へ入れることを担任が言ったはずなのだが、一番後から帰り、靴箱に靴を入れると、不思議な景色があった。
 新聞紙で靴をくるんでいる状態、新聞紙を靴の下に敷いている状態、まともに靴の中へ入れているのはあまりいなかった。経験が無いんだなあ、と思った。新聞紙でくるんでいるのがおかしかった。
 
3.ついに姿が見えた華厳の滝(6月17日)
 1日目の午後に行く予定だった。しかし、霧で見えないとのこと。2日目にチャンスをうかがう。しかし同じく霧、昨日よりも濃い霧、最後の3日目にかける。朝起きる、2日目もそうだったのですが、晴天、出発を30分程度早め、お土産、そして華厳の滝へ。朝の滝は太陽光線の関係も良く、しかも客が少なく、絶景を楽しむことができた。日光に来たら、華厳の滝を見せなくては、強い担任の願いで実現しました。
 そうそう、キャンプファイヤーもそうだった。担任は、雨が降っているからキャンプファイヤーをどうしたものか困っていた。食事中にも一生懸命考えていた。相談に来たので、どうしたいのか聞く。炎を囲んで短時間でもやらせたい、やりたい。30分前に、やると決めると何故か、雨が弱まったようにも感じた。
 怪我や病気も無く、子供たちの素直な様子やまだまだ幼い様子、が見られた移動教室だった。


6月 雑感

1.子供のしつけ(6月6日)
 学校公開日・学校説明会・評議員会等が終わり、6時ごろ、近くの温泉風呂屋に行った。えらく込んでいた。休日とあって、小さい子供連れのお父さんが多かった。家族で来ているのだろう。露天風呂の一番端でのんびりからだを伸ばしていると、夕焼け空になり、電気がついた。アジサイがきれいだった。そのとき、低学年ぐらいの子供だろうか、そばに来た。近くのお父さんが「人に迷惑をかけないこと、特に湯で遊んだり大声を出さないこと」と注意する声が聞こえた。隣に座った子供は、行儀良くじっと湯につかっていた。
 
2.放置自転車・盗難自転車(6月11日)
 交番の裏庭・空き地・コンビニの近く等に放置自転車をよく見かける。何年か前に、「人の自転車を勝手に使っても罪悪感をあまり感じない・・・」そんな調査結果を見た記憶がある。それにしても、いったん気になると、テニスコートの近く、駅近くに壊れた(主な部品が盗難された)自転車が目についた。我が家でも数回自転車の盗難にあっている。15年も前のことだが、我が家の盗難にあった自転車を近所の中学生か高校生の庭で数日後に発見。警察沙汰にはしなかったが、あきれたことを思い出す。ものの善悪をきちんと教える必要がある。


5月 雑感

1.日々思うこと
 今日から、5月。豚インフルエンザのニュースが駆け回っています。感染拡大が少なく、被害が最小限であるよう祈るばかりです。日ごろの手洗いうがい、そして人ごみにはなるべく行かない等、心がけたいと思います。
 8時頃から6年生は、組体操の練習、そしてすぐに音楽鑑賞教室の会場作り、音楽担当が、「本当に気持ちよく子供も先生も働いてくれて、嬉しい!」と何回も言っておりました。
 5年生も早朝から、校庭で元気に倒立の練習。先生が必死に支えている姿、笑顔でやっている子供たちの姿に朝の清々しさを感じる。高学年の子どもたちはがんばっています。
 明日から連休です。子供たちが、元気に楽しい思い出を作れる日々であれば、そして、5月7日、元気に笑顔で登校してくれることを願っています。

 5/1、今日は音楽鑑賞教室でもありました。ジャズ演奏でしたが、子供たちは手拍子や時には口拍子で乗り乗りでした。演奏者の方は、「小学生には難しいかな?と思っていたが、1年生から6年生まで、静かに、時に乗りまくって聞いてくれた、感心しました。」と言っておられました。低俗なテレビ番組が多い中、品格のある生演奏を聞きました。年配の7人の演奏者の方の技術の高さはもちろんのこと、笑顔で、演奏者自信が楽しんでいる様子を子供たちは感じたのだと思った。本物のすばらしさは、子供たちにも分かるのです。
 そうこうしている中、PCメールで新型インフルエンザの指示が次々と入ってくる。保護者向けの配布物を作る。
 帰宅途中に、新型インフルエンザ感染の心配のあった患者が、その疑いは無い、とのニュースを聞く。ほっとした。緊急時の対応を考えながら帰宅した。
 
2.マナーは大切(5月4日)
 最近駅近辺の道路が禁煙になっている。しかし時々、タバコをすいながら前を歩いている人に出会う。いやでも煙といやなにおいを吸うことになり、気分を害することがある。
 今日も、とあるレストランで、隣のAとB2つのテーブルに若者が3人ずつ座って食事をしている。そのうち、AとBのテーブルの若い女性が大きな声でしゃべり始めた。別々のテーブルでの会話のため声が大きく、更に品の無い言葉遣いで、おまけに、更に追い討ちをかけたのが、一緒の男性で、靴を脱ぎ、靴下なっている。大きな声、品の無い言葉、足の臭い・・・食事をする雰囲気にならず、怒りさえ込み上げて来た。
 公共のマナー・最低限の周囲の人に迷惑をかけないしぐさを意識したい。
 
3.先見の明(5月11日)
 体操着の胸のところに長沼小のマークがある高学年児童に聞いた。「マークがある人と無い人があるんだね。」 子供「これは、1年生のときに買ったもので、そのときにマークがあったんです。」「えー、1年生のときから着てるの?」「お母さんが、大き目のを買っていたんです。」・・・なるほど。結構パンパンになっているが、大切に着ているのだと思った。そういえば、ランドセルも6年間きれいなままで使っている子供を見かけることがある。ものを大切に扱う子供、そう教える親はすばらしい。
 
4.選ばれた者(5月11日)
 運動会の係りの仕事をしている。赤白それぞれの帽子をかぶったリレーの選手が練習している。一方、準備係らしい子供たちが体育倉庫付近で道具の確認をしながら、リレーの選手の走る様子を時々眺めている。校舎内でも得点・放送・保健・・・様々な係り活動を行っている。窓からリレーの選手の走っている様子を、赤勝て、白勝て、と思って見ていると思われる。
 リレーの選手は、誇らしさを感じるとともに、その責任を果たすために練習してほしいと思う。今日の練習は、目が輝いて、気持ちは高ぶっているようだ。その調子です。
 
5.豚インフルエンザ(5月11日)
 国内での発病者が成田空港で4人確認された。それぞれ隔離され、治療を受けている。
 八王子市の「新型インフルエンザ対応指針」を見ると、国内で新型インフルエンザの発生が確認されると、毎朝の子供の検温結果を学校に提出等の対応があります。
 また、都内に関しては、「原則として、都内で第1例目の患者が確認された時点」で、教育委員会は、校長に臨時休業を指示します。・・・・。」と、あります。
 今回の成田での感染者確認は、国内発生という理解ではなく、水際で食い止めているという解釈のようです。
 長沼小としては、以上のことを踏まえて、
検温体制の準備、家庭学習の準備に努めています。日常の衛生面では、手洗いうがいの励行と、健康な生活を訴えています。
各ご家庭への緊急連絡として、ホームページを考えています。日ごろからアクセスできるようにお願いします。

6.卒業生とのちょっとした会話で乗り遅れたが、ラッキーだった。(5月15日)
 1時20分ごろ、立川の教育会館へ出張するため、長沼駅の改札付近で、去年の卒業生3名に会った。「何でこんな時間に…」「3者面談です」「どんなことを話すの」「自宅での勉強時間とか部活とか…」
 こんな会話をしていたら、27分の電車に乗り遅れてしまった。
 「しまった。間に合うだろうか?」と心配しながら、ホームの時刻表を見ると、なんと32分の電車があった。1時間に6本程度なのに、この時間にこんな電車があった。ラッキーだった。
 人権尊重教育の研修でハンセン病患者だった方の講演を聞いた。人の生き方は、心のもちよう、大切なことは、身近な人々に温かい心で接すること。「人に対する温かい関心」だと改めて思う。
 
7.え!ひょっとして、休校?(5月20日)
 午後10時、緊急連絡が入った。「市内で、新型インフルエンザの感染者が確認された、明日の8時前に対応を連絡する」という内容だった。急いで、ニュース番組を見て、学校の様々な状況への対応を考えた。特に、3日後の運動会ができなくなったらどうしよう、今日、5.6年生の集中した組体操の練習を見て、激励したばかりだったのに。寝不足気味で起き、早めの出勤で対応策をメールでチェックする。「平常どおり」の教育委員会の指示に安心する。
 1時間目の全校練習での話の中で、「・・・学校がお休みになると思った人は・・・」の問いに、高学年のほとんど、全体でも7.8割の児童が休校だと思ったようだ。また、保護者から、学校はどうなるのか、という問い合わせが連絡帳にあった、との連絡を受ける。「平常どおり」「運動会も予定通り実施」の保護者向けにお便りを発行する。警戒を更に強めるが、まずは良かった。
 
8.忙しい社会なのか?(5月21日)
 電車の中で、向かいの女性が、化粧品を取り出して、熱心に目の周りを塗っている。こういう光景は、めずらしくも無くなった。先日、講演会の講師の先生が「化粧をしている女性に、外国の方が、『常識が無いのでは?』いう意味の言葉をかけたら、その女性は、ポカンとしていた。」こういう話をされた。
 常識が分からない、教育されてこなかった。あるいは、忙しい生活で、この時間しかそういうことをする時間が無いのだろうか?そういえば、電車の座席で、並びながら電車を待つ駅のホームで、朝ご飯のおにぎりを食べ、お茶を飲んでいた若い女性を見かけたことも何回かある。駅近辺の赤信号の横断歩道を渡る人も多くなった。マナーやルールについて、社会の規範意識について、課題は多い。
 せめて学校で、子供たちに「人に迷惑をかけない・人に不愉快な思いをさせない、こういう心配りのようなものを考えさせる学習指導を通して、心の育成を図りたい。
 
9.できるようになった子供たち(5月22日)
 各学年の運動会の取り組みが、学年学級等から次々と保護者に発信されている。私も全部に目を通してしているが、今朝出勤すると各学年学級の運動会に向けての便りがどっさりとある。それらを読むと、子供たちのがんばり・明日への希望が細かく書かれ、子供たちの成長を強く感じた。是非、保護者の方々には、当日までの取り組みを理解していただき、本番を見ていただきたいと思った。
 
10.成果の多い運動会だった(5月24日)
 個人競技・団体競技・団体演技・かかりの仕事・保護者地域の人々のマナー、どれもすばらしかった。特に子供たちのこれまでの取り組みについて、一人一人の様子が学級や学年での頼りで詳しく把握することができた。このことは保護者の方や、学級や学年の子供たちにも言えることで、特に子供たちは、自分や友達の頑張りを客観的に捕らえ、めあてを確認し、意識し、自分や集団を高めて来たよう思える。その意味で、全学年の子供たちの取り組みはすばらしかった。
 5.6年生の組体操や騎馬戦で、はじめの頃は、支持倒立ができない、騎馬が組めないと担任は嘆いていた。しかし、運動会当日は完成度の高い倒立・騎馬を組むことなどはなんら問題は無い。このような成長、結果をどの様に解釈すればいいのか?私は、友達同士の信頼関係にあると考える。
 離れたものを取るときに、友達に片方の手をもってもらい、体を預けて伸びる、そして対象物に手を伸ばす。このように自分を相手に預けるという活動体験がないために、落ちたらどうしよう、相手が崩れたらどうしようと心配が先に立ち、要らぬ力が入り、うまくできないのがはじめの頃だったのではと思う。仲間とのかかわりの中、少しずつの成長や達成感の中で、互いの信頼感が強くなり、相手の立場だけでなく相手の全部を信じ、受け入れ、技が出来上がって行ったように思う。そういう意味で、体力がついただけでなく、友達との心の交流、信頼関係の樹立という意味で大きな成果の一つがあった。5.6年生の特に6年生の指導的な取り組みとすばらしい結果は、下級生の大きな憧れ、見本となったと思う。長沼の伝統が引き継がれ、益々強固なものになっていく。
 
11.え!学生に朝食を用意する大学が?(5月30日)
 今朝の新聞に掲載されていた。朝ごはんを食べるように指導していては手遅れで、食堂で、朝ごはんが安く食べられるように取組んでいる大学が結構あるという記事だった。
 数年前から、「早寝・早起き・朝ごはん」という合言葉が盛んに言われ出した。朝ごはんの大切さは学生には充分過ぎるほどの理解はあるはずだ、しかしそれができない。どうしてだろうか?
 新聞によると、アルバイトで忙しく、朝食を食べている暇が無いということがあった。一人暮らしの学生だろうか。アルバイトだけでなく、携帯電話・インターネット等、深夜まで起きていて、朝が起きられない状態があるのではないかとも想像する。いろいろなことで忙しい時代になっているのだと思う。そういえば、テレビの見過ぎやゲームのやり過ぎ等で小学生が朝起きられなくて不登校的な傾向になっている場面をこれまで多く見てきた。情報化時代や低賃金・非正規社員制度等の時代への対応を考える必要があるように思う。豊かさとは何か?そんなことも考えたい。


4月 雑感

この雑感では、子供たちの様子や季節感、保護者の方へのお願い等を書きたいと思っています。
1.ふと気が付くこと
 校舎西側の昇降口の右の壁際に、高さ60センチ程度の小さなボタンの花が咲いています。
 いい香りがしてきます。記憶のある香りで、数日間忘れていて、思い出した。バラに似ている?
 
2.月曜日に出勤してくるといつも感じることがある。
 校庭の砂がきれいに掃かれていて整然としています。誰の足跡もありません。
 貸してあげている、という気持ちなど微塵も感じることなく、ただ、ありがたいことだと思います。お礼を言いたくなります。そして、マナーの良さ、心遣いに感謝するとともに、こういう活動団体の人々の心意気を学びたいと思います。月曜日に登校してくる子供たちへの無言の指導になっています。
 
3.外国語活動が始まりました。
 第一回、5.6年の4学級が、ALT<トニー先生>の指導の下、各1時間の英語の学習をしました。英語を学ぶというよりも、人と人とのコミュニケーションをまなぶような感じがしました。トニー先生に引き入れられ、表情を作り、相手をしっかり見て、やや大げさな動作で結構楽しく活動していました。
※ALT(アシスタント ランゲッジ ティーチャー)
 
4.自分自身のために
 長沼小は窓が全開せず、また、校庭の砂埃が入りやすく、校舎内がホコリっぽくなります。朝、美化委員会の子供たちが、担当の教師とともにモップ掃除をしています。そういえば、時々絹ヶ丘大通の歩道で、ごみを拾っている方に会うことがあります。こういう子供や人に会うと、自分も良い人間になろう、と思えるものです。
 
5.朝読書
 4/27全校で8時30分から15分程度取り組みました。それぞれの学級で個人読み、先生の読み聞かせ等がありました。
 最近のテレビについてはひどい状況を感じています。それは、人を小ばかにし、失敗を笑いの種にして、どっと笑わせる。品のない言葉や乱暴な言葉が多く、教育的にも問題と思えるものが多い。
 こういうご時勢だからこそ、良い本に出会う体験をさせたい。読書で感性を鍛えてほしい。
 
6.1・2年の遠足
 4/28多摩動物園に行く。一年生は、電車の中では、静かに行儀よく、とても立派な態度だった。面白い光景を見た。先生が、「自分の班が何班か分かっている人?」と挙手を求めた時、列の後ろの方で、よそ見や、手いたずらして聞いていなかった子供たちが、回りの子供たちの様子を察知して、急いで手を挙げていった。こうして、1年生といえども、周囲の状況を判断して、よくわからないが、今は手を挙げるのがいいと思って行動している。良い意味に解釈すれば、周囲から学んでいるのでしょう。
 さて2年生ですが、まずびっくりしたのは、1年生の顔つきに比べ、すっかり上級生らしい顔つきをしています。1年間の成長の大きさを感じます。1年生の手を引き、いろいろと指示を出し、トイレに対しても付き添うなどの配慮をし、立派に行動していました。午後は多少気が緩むものですが、「午後も頼みますよ」と言うと、しゃきっとなってがんばりました。
 
7.学校情報の発信
 様々な状況で、ホームページのアップが遅くなりました。当初予定していました。ブログでの校長室からの思いは、これまでどおりのホームページの欄に入れます。朝会の話とともに、日々の思いを日記帳的な感じで発信します。5月の連休明けを目指して奮闘中。
 新たな内容として、給食室からの「献立表」のページを開設しました。
 担当者のホームページに関する知識・技術の向上を待って、やがて、組織対応に移していきます。
 
8.豚インフルエンザの対応について
 冷静な対応を、とテレビでは言っています。しかし、国内での流行に備えて備蓄を進めています。お便りのとおりですが、いざというときの対処のため、静々と個人や家庭で実行することが良いように思えます。パンフレットの八王子市保健所のホームページを「お気に入り」に入れておくといいと思います。
 感染?と思ったら、まずは保健所へ電話(042-645-5111)です。これが鉄則。


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