やるべきこと、やらなければならないことからやる
- 公開日
- 2020/04/17
- 更新日
- 2020/04/17
サッカー部
毎朝起きるのは5時45分。そこから2時間〜2時間半、英語の勉強をする。このルーティンが始まったのは1年ほど前。英語はずっと勉強してきたので、日常会話やインタビューで困るようなことはない。だが、ビジネスで使うとなるとまだ若干不安な部分もある。今後の人生を考えた時、自分に必要な能力だと思い、改めて勉強し直すことにした。
僕の時間の使い方のルールは明確だ。「やるべきこと、やらなければならないことからやる」。朝起きて、優先順位が高いものから順番に片付けていくようにしている。だから午前中の時間の使い方が大切なのだ。8時には家族で朝食をとり、そのあとはランチまでサッカーの練習だ。
チームが決まらなかった状態でも、コンディションは最高の状態に保ちたかった。明日チームに呼ばれ試合に出場したとしても、そこで結果を出さなければならない立場だからだ。ビッグマウスをビッグマウスで終わらせないために、徹底的に自分を追いこむ。走りこみ、筋トレで身体をいじめ、ボールを使った練習で感覚を養っていた。
英語の勉強もサッカーの練習も決して楽しいものではない。毎朝しんどいなあと感じているし、サボりたいと思うこともある。だからこそ午前中にやるのだ。肉体というバッテリーがフル充電になった状態だから、つらくても毎日乗り切れる。頭を使う英語と身体を使う練習を比べたら、練習のほうが楽だ。だから英語からやる。しんどいものからやらないと、バッテリーがもたないのだ。
寝るのは、22時頃。毎日全力で走れるように8時間は睡眠をとるようにしている。1日の最後に明日の優先順位を決める。そして目が覚めたら、また英語の勉強から始まるのだ。
僕にとって、今日という日は常に明日のための準備だ。今日のことだけを思っていたら、しんどいからサボりたくもなる。でも明日のためだと思えば、なんとか踏ん張れる。僕はそれをずっと繰り返してきたし、これからもそうしていくだろう。
雑誌 GOETHE連載 本田思考。より抜粋
本田圭佑さんの肩書きは、サッカー選手 兼 監督 兼 投資家 兼 起業家なので、本田選手ではなくて、本田圭佑さん。今は、ブラジルのボタフォゴというチームに所属している。
たくさん時間があるからこそ、優先順位をつける。時間はあるからあとでいいや。 → 「休みの日 あるある」
ビッグマウスで終わらせないために。。。という言葉が印象に残る。言い放しの人や、他人にお願いするだけの人はたくさんいる。自分でやらなきゃね。目標を書いて貼り付けても行動に移さなければ実現することはない。
休校になり、空いた時間でできるだけボールを蹴るようにしている。この年になっても、蹴り続けることで新しい発見がある。今まで一生懸命にやっていたはずなんだけどなぁ。
(考えながら)続けるって大切なんだなと改めて思っている。あぁ、35年前に気がついていたら。。。