数学の放課後学習第11回(10/19金)の報告
- 公開日
- 2018/10/19
- 更新日
- 2018/10/19
放課後学習
今日の参加も13名で、他にプリントだけを取りに来た
生徒が9名いました。
中1生が中心で、今日実施の単元別テストの
範囲「方程式の利用」についての質問が
多かったです。
「文章題の意味がわからない」とか、「それをどうやって
方程式に表したらよいかわからない」というものです。
例えば、リピートP121には、
「何人かの子どもにみかんを配るのに、1人に6個ずつ
配ると7個足りず、一人に4個ずつ配ると5個余る。
子どもの人数は何人か」という問題があります。
この問題では子どもの人数をX人として、みかんの個数
について方程式を作ると
6X−7=4X+5
となります。
ところが、同じリピートP121に
「クラス会の費用を生徒から集めるのに、
1人400円ずつ集めると1000円足りず、1人
500円ずつ集めると2500円余る。クラスの
生徒数は何人か」
という問題があります。
クラスの生徒数をX人として方程式をたて、
400X+1000=500X−2500
を解くのが正しい解法です。
ところが、質問に来た人は皆、
400X−1000=500X+2500
としてしまうのです。
理由を聞くと、「だって1000円足りず、2500円余る、
と問題文に書いてあるから、前の問題と同じにしました。」
と答えるのです。
線分図を書いて、その誤りをいろいろ説明するのですが、
一応は納得しつつもまだ不安げな様子でした。
今後も自分で線分図を書き、その意味を考え、友人や
先生に聞いて確かめつつ、辛抱強く取り組んでほしいです。