Diary 学校日記

美術部校外活動「マグリット展」4

公開日
2015/07/26
更新日
2015/07/26

美術部2015

6月7日つづき

「マグリット展」は充実の内容でした。
ひとり一人が様々な感想を持ってくれたようでとても楽しい活動になりました。

「また行きたい!」という声があったので、今後も計画しようと思います。
 宿題は、鑑賞文です。美術部ブログで紹介しています。


↓↓↓参加部員の感想↓↓↓

2年部員 2

6月7日、美術部で六本木にある国立新美術館の「マグリット展」に行きました。
 「マグリット展」に行く前、私はルネ マグリットの作品を1つも知りませんでした。
そこで私が「マグリット展」に行ってみて思ったこと、気になった作品があります。
 それは、『人間の条件』という絵です。
その絵は、窓の外の風景とキャンパスに隠れている部分の風景がそのキャンパスに描かれている絵です。
それを初めて観た時、風景とキャンパスに描かれている絵がつながって見えたので、
その世界観に一瞬、引き込まれました。
 最後に「マグリット展」を観て思ったことは、すごく視野が広くて、
絵一つひとつの作品に世界観があってすごいなと思いました。


2年部員 3

私は「マグリット展」へ行っておもしろいなと思った作品が3つあります。
1つ目は、『無題』です。手前に居る人と木が楽譜になっていて面白かったです。
2つ目は、『野の鍵』です。窓ガラスが割れて、床に散らばっているのに、割れたガラスには外の風景が描いてありました。
3つ目は、『光の帝国2』です。
街は暗いのに空が明るくて面白かったです。
 私は、不思議だなと思った作品もあります。
それは『白紙委任状』です。人が馬に乗って森の中を歩いている絵です。
でもなぜか、馬と人がところどころ切れていてとても不思議でした。
 私がいいなと思った作品は、『呪い』です。
普通の空の絵で、雲が細かく描かれていていいなと思いました。
私は、絵具を使う作品をもっとがんばろうと思いました。


2年部員 4

日曜日に私たちは電車に乗ってマグリットの絵を観に行きました。
「マグリット展」で観た絵は、一言で言うとどれも変なものばかりでした。
それは、私には到底理解できないような深い意味があるのか、
それともただおかしなだけの絵なのか、私には分かりません。
 どの絵もインパクトがあって、一度見たら頭から離れないような絵も多いですが、
その中でも印象に残ったのは『呪い』というタイトルの絵です。
このタイトルだけを聞いて、絵なんて見てない人はどんなものを想像するでしょうか。
恐ろしい怪物?髪の長い女の幽霊の絵?
しかし、実際の絵は、青い空に浮かぶ雲の絵なのです。
絵とタイトルを見て、作者は何を思ってこの絵にこんなタイトルをつけたのか、
首を傾げたくなりました。
 しかし、良く見ると、白い雲が少し黒くなっているのに気が付きました。
それはまるで、これから雨を降らすような雨雲のようにも見えました。
でも、もしそれだけのことで『呪い』だなんて、少し大げさだと思いました。
もしかして、雲が黒くなって雨が降ることにより、
どこかの地域でこの雲のこと、この天気を呪っている人でもいるのでしょうか。
想像だけは、どこまでも自由に広がります。
マグリットには、このように見た人に色々な想像をさせずにはいられなくする上手な絵がたくさんあります。


3年部員 1

6月7日、日曜日に六本木にある国立新美術館の「マグリット展」へ行きました。
 マグリットの絵には、美術の資料集に載っていて、授業でもやっていたので、
本物はどんな感じかなと興味が沸いていたのでウキウキしてました。
 「マグリット展」で展示してあった絵の中で、心に残った絵は、
『目』という絵で、額の中に額があって、キャンバスが丸で、
女性の右の顔がある絵でした。
なぜ、この絵が心に残ったかというと、
額の中に額がある作品を見たことがなかったので面白いのと、
見ている側が見られているという現象ができていたりと
不思議な世界がこちら側にもできてしまうように感じたからです。