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校外活動1「江戸妖怪大図鑑」太田記念美術館

公開日
2014/09/12
更新日
2014/09/12

美術部2014

8月22日(金)校外活動1「江戸妖怪大図鑑第2部幽霊」太田記念美術館

中1生は午後、原宿へ移動して昼食をとり、太田記念美術館へ行きました。
中2・3生は、中1生と逆の行動でした。

はじめに、浮世絵についての解説映像を30分鑑賞しました。
その後、歌川国芳や歌川芳艶などの幽霊を描いた浮世絵を鑑賞しました。
とても細密に描かれていました。
部員たちは「気持ち悪い」と口々に言っていました。

その後、中1生グループは表参道ヒルズの建築を見学しました。
入った入り口と、別の入り口は両方1Fだけど、高低差があります。
建物内がスロープになっていて、坂道に合わせて作られているところが面白い建築です。

自分の足で歩いて、見て感じると様々な発見があります。
夏休みももうすぐ終わりますが、発見や感動があった夏休みだったでしょうか。
2学期も有意義な活動ができるよう、楽しく頑張りましょう。


〜参加部員の感想〜

(中1部員A)
 私は、講談社見学に行って、驚いたことが三つあります。
 一つ目は、ものすごい数の本を作っているということです。私が考えていたより多くて驚きました。
 二つ目は、本ができるまでの行程がいっぱいあることです。読者の人に本が届くまでに、色々なことをしていることに驚きました。
 三つ目は、編集する行程が一番多いことです。編集では、大人数でする仕事が多いので、まとめたりするのが大変なのに、他の仕事もしなくてはならないということに驚きました。
 講談社の後に見学した太田記念美術館では、妖怪大図鑑二部を観ました。血を流している人や、ガイコツや幽霊などがいっぱい描かれていてある絵が展示されていていました。少し怖かったです。私は、友達と「怖いね」と言いながら回りました。一番怖かったのは、男の人がのどから血を流している絵です。夢にも出てきそうで少しゾッとしました。その絵のことは、ずっと覚えていそうです。
 思っていたより作品が多かったので、男の人の絵は忘れられるかなと思ったのですが、なぜかその絵だけ覚えています。


(中1部員Y)
 電車に乗って、講談社と美術館に行きました。私はあまり電車に乗ったことがなかったので、電車で都会へ行くのは新鮮でした。
 講談社はとても大きな会社でした。私は嬉しくなりました。建物の中は、イメージとはかなり違っていました。驚いたことは、社内に入ってすぐのところに植木がたくさん植えてあったことです。本の原料は木だということに気がつきました。
 次に、美術館に向かいました。初めて来た原宿の人の多さと賑やかさに驚きながら歩いていると、美術館に到着していました。
 そこで観た絵の感想は、グロテスクだなぁと思いました。それぐらいの感想しか出てこなかった自分が憎いです。絵の中の人物の表情はとても豊かで、もしかしたら現代日本人より良い表情筋を持っているのでは?と思いました。観ていて楽しかったです。
 たくさんのことを吸収した一日でした。貴重な体験をしたと思います。この体験を無駄にしないようにしたいです。