2月27日(月) かてめし きりたんぽ汁 豆腐の田楽焼き くだもの(はるみ) 牛乳
- 公開日
- 2012/02/27
- 更新日
- 2012/02/27
本日の給食
【かてめし】は、八王子の郷土料理です。
「かてめし」のルーツは、昔は貴重だった米の節約のため、野菜を加えて量を
増やした料理です。最初から野菜や調味料を入れるのではなく、炊きあがった
白いごはんに少々濃いめに味付けをした具を混ぜ込む料理です。
生活が豊かになると、色々な食材を加えて混ぜ、人寄せやお祝いの日に食べる
「ごちそう」になりました。
人寄せは、近所の人たちが一つの家に寄り合って食事をしたり、楽しく話を
することです。
「かてめし」の「かて」という言葉は、混ざるという意味で高尾のあたりで
使われていた言葉です。
社会には色々な人が混ざり生活をしていることを、言葉を通じて知って
もらいたいので、「かて」という名前をつけた献立を入れました。
豆腐の田楽焼きは、しぼり豆腐と鶏ひき肉、ながねぎ、たまご、にんじんを
混ぜあわせて鉄板にのばして、オーブンで焼きます。
みそ・さとう・みりん・白ごま・ゆずのしぼり汁を練り合わせたみそだれを
ぬって、もう一度焼きました。