３年生は、卒業式まであと８日になりました。今が一番、大切な時期なのかもしれません。今日は、「むのたけじ」さんの詩集「たいまつ」より、私の好きな詩を紹介します。

「倒れるなら倒れよ。また起きあがればよい。傷つくなら傷つけ。また起きあがればよい。歩き、跳び、走ることができるまでに、人間はどれだけ倒れたことか。どれだけ傷ついたことか。失敗するから、成功することができる。歩きださなければ、ケガをすることだってできやしない。」

「人は強さだけのゆえに存在しているのではない。弱さもまた、人の存在する価値である。強いことによりかかっているものは、すでに弱い。おのれの弱さに気づき、それを弱さとして受け止めている　そのものは、すでに強くなりはじめている。」

「イネは夜に育つ、誰にも見られていないときに。ヒトも同じです。自分ひとりのときに何をするか、しないかで成長するか、しないかが決まる。」