学校日記

1月19日(金) 献立

公開日
2018/01/19
更新日
2018/01/19

給食室より

アマム
イモシト
チェプ・オハウ
くだもの(みかん)
ぎゅうにゅう

今日の給食は『和み献立』です。
各地域の産物を上手に活かした風土にあった食べ物が、
歴史や文化、食生活とともに受けつがれてきました。
毎月、紹介しますのでお楽しみに!

1月は『北海道 白糠町』です。
*北海道白糠町と八王子市のつながり*
 1800年に『八王子千人同心頭・原半左衛門』は、千人同心50人を
連れて北海道白糠の地に移住し、開拓(人が住める土地にする)や
道路づくりを進めました。
 このことが縁で、八王子市と白糠町の小学生は、お互いの市と町を
毎年交互に訪問し、友情を深めています。
また、アイヌ文化保存会とも交流し、アイヌ文化を学んでいます。

<アマム>
アイヌのことばで「アマム」は穀物や米のことです。
アイヌの人々は、イナキビや豆、米などをお粥にして食べていました。
 給食では、白いんげん豆ときびを入れて、アイヌ風のごはんを作ります。
<チェプ・オハウ>
「チェプ・オハウ」の「チェプ」は鮭、「オハウ」は温かい汁のことです。
 寒い土地に住むアイヌの人々の体を温めてきた伝統的な料理です。
 味付けは薄い塩味で、北海道の郷土料理、石狩鍋や三平汁のルーツとも
言われています。
<イモシト>
アイヌ料理の「イモ」はじゃがいもです。
「シト」はアワやきび、米の粉に水分をいれてこね、茹でたものです。
 給食では、蒸して(茹でて)つぶしたじゃがいもに、
かたくり粉を混ぜて成型して焼きます。
【郷土料理を大切に、おいしく食べよう!】