学校日記

みんなちがって、みんないい

公開日
2017/08/29
更新日
2017/08/29

校長より

3年生が、国語の時間に、詩人 金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」の詩を学習しています。


 わたしと小鳥とすずと   金子みすゞ  

わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴るすずはわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。


学校は、一人一人の個性の輝く場所。
「みんなちがって、みんないい」のです。

互いの個性を認め合い、短所より長所に目を向けられる、そんな子供たちと先生たちであってほしいと、子供たちの音読を聞きながら思いました。

校長も、大好きな詩です。【校長】