学校日記

とってもうれしい出来事

公開日
2017/07/06
更新日
2017/07/06

校長より

今日の午前中、本校の保護者の方が校長室にお見えになりました。

ご用件をお伺いすると、以下の内容でした。

・本校のホームページを毎日楽しみにしている。
・昨日の4年生の研究授業に関するページを見た。
・「4年生の子供たちは、出征時の状況は想像するしかない」と書いてあったので、当時の出征時の様子が分かる物を持ってきた。

そして、ご実家に保管されてたという、当時の「出征旗」や「軍隊手帳」などの貴重な現物を貸していただきました。

昼休みが終わった後、校長自身が4年生の教室に行き、大変貴重な物をお貸しいただいたことと「出征旗」の意味などについて話をしました。

4年生はとても真剣な表情で話を聞いていました。

実際に「出征旗」に触った子供たちは、手触りのよさに驚きます。
「これって、すごくいい布なんでしょ?」
「ということは、戦争に行く人のことがとても大事だっていうことじゃない?」

校長が何も言わなくても、子供たちは、当時の方々の切ない思いを想像していきます。

本物に勝る教材はないのです。

校長として、本校のホームページをきっかけに、子供たちに素晴らしい学びの場を提供できたことを心の底からうれしく思います。

本校に着任以来、保護者や地域の皆様が一つになった「なかきた家族」づくりを進めていきたいと考えてきましたが、今回の貴重な資料のご提供は、まさに私が理想とする学校経営に近付くものです。

「なかきた家族」、すてきです。

4年生だけに限らず、6年生の社会科の歴史学習など、戦争に関する学習は小学校でよく扱います。
お借りできた資料を有効に活用していきたいと考えています。

本当にありがとうございました。【校長】