学校日記

☆きょうのこんだて☆ 5月18日(水)

公開日
2016/05/19
更新日
2016/05/19

給食室より

・きびごはん
・松風焼き
・新じゃがの煮物
・梅おかかキャベツ
・牛乳




【松風焼き】

松風焼きとはひき肉などに卵などのつなぎと調味料を混ぜて型に入れ、和菓子の『松風』のように上になる面にケシの実やごまなどを散らし、焼いた料理です。


松風焼きの『松風』は能の『松風』というお話に由来しています。


その昔、平安時代に松風という女性と須磨の浦という場所で恋に落ちた男性がいました。


その男性は急遽、都に戻らなくてはいけなくなり、松風はもう二度と会えないかもしれないと気づきながらも、須磨の浦の浜辺にそびえ立つ一本の松の木を男性に見立てて踊っていました。

この様子は松風(待つ風)ばかりで浦寂しいと表現され、上の部分だけトッピングをして裏の部分は何もない(裏側は寂しい感じがする)料理を松風と呼ぶようになったそうです。

この松風焼きはおせちにも使われる料理ですが、縁起が良いおせちに何故そんな寂しい感じの料理が使われるのか・・・


それは裏が無いことから隠し事など悪いことがなく、この先一年真っ直ぐに生きられるようにとの願いが込められているからなんだそうです♪