1月8日 3学期始業式
- 公開日
- 2010/01/19
- 更新日
- 2010/01/19
学校より
「疑問や不思議を見つめてみよう」
世の中には、びっくりさせられるほどすばらしいものに出会うことがあります。感動することがあります。そういうものに多く出会う人は幸せです。四季折々の景色・星・草花・いきもの・友達とのかかわりから、多くの体験をしはて、感動を得てほしい。そういう年にしてほしい。
今日は、更に、体験から不思議を見つけることを話します。
私が子供の頃、海辺で育ったので、いやというほど魚釣りをしました。
そして、水溜りの水が凍っているのを見たときに、魚のいる池が凍ると、魚がいっぺんに取れるだろうな。水は0度で凍る。ならば池の魚は氷の上に押し出されて、手づかみでとれる。池の近くの人はいいなあ、と思いました。ところが、そういう話は聞いたことがありません。氷に穴を開けて、釣り糸をたらして魚を釣る。ここで疑問です。池の氷はどのようにして凍っていくのか?
具体的は、池の底から凍るのか、上からか?
水の不思議という本に、ありました。
水は4度Cが一番重たいのだそうです。だから空気で冷やされた水は、凍る前に下に行く。4度より冷たい水は上に行く、そして凍る。凍ると体積が増えるため、水に浮く。
更に、水は4度より温度が高くなると、軽くなる。お風呂の水(湯)が、上の方は熱く底の方がぬるいのはそういうわけです。だからかき混ぜて入ります。
ものには決まりがあります。不思議なことを見つけたら、調べてみると分かることがあります。分かると嬉しいです。
いろいろな不思議を発見し、解決してみてください。