たてわり班活動

学校日記

H.29.2.6 朝会講話から

公開日
2017/02/06
更新日
2017/02/06

学校より

H.29.2.6 朝会講話
 先週もお話しましたが、3日(金)は節分、4日(土)は立春でした。暦の上では、春になりましたが、地球が太陽の光であたたかくなるには、1か月ほどかかるようなので、まだまだ寒い日が続きます。洋服の重ね着を調節したり、手洗いうがいをしっかりしたりして、風邪の予防に努力していきましょう。

 1月の児童朝会で、6年生の子供たちの他人のために行動することや見学先などで、ルールやマナーを守って行動できる素晴らしさを紹介しました。その後も他人のために行動できた6年生のこと、校庭の危ないところを見つけて報告に来てくれた他の学年のよい行い、やはりルールやマナーをしっかり守って行動できた5年生の社会科見学など、校長先生の目や耳で、みなさんの素晴らしいよい行動を見たり、聞いたりしています。校長先生は、とてもうれしいです。そして、もっともっと、皆さんのよい行動を見たり、聞いたりしたいと思っています。頑張ってみてください。

 長沼小のよい子の紹介をします。2年生の子で自分オリジナルの詩集を作って、校長先生に見せてくれた子がいました。今その子から借りている詩集がこれです。この中にその子が作った詩と挿絵がたくさんかかれています。いくつか紹介したいと思います。・・・・・とても素敵なのでみなさんに紹介しました。

 さて、先週の木曜日に、4年生はブラインドサッカーという体験学習をしていました。目にアイマスクをつけて何も見えない状況で、ボールをけったり走ったりしていました。同時にアイマスクをつけている人の近くで、声を出して蹴る方向や止まる場所を教えてあげるガイド役の体験もしていました。4年生は、目が見えない人がどんなに不安に思っているか、声を出して教えることがいかに難しいか、体験を通じて学ぶことができたと思います。
 また、当日はパラリンピックの種目であるブラインドサッカーの日本代表のキャプテンをしている川村怜選手が来て指導してくださいました。川村選手の話の中で、日本代表の素晴らしい技能をもった川村選手でさえ、普段は白い杖をついて歩き、特に電車の乗り降りをする時や道路を渡る時が一番怖いと話されていました。4年生の子供たちに、白い杖をついている人が横断歩道や駅のホームにいたら、ぜひ声をかけてほしいと言っていました。「信号が青になりましたよ。」「まだ赤ですよ。」「電車がもうすぐきますよ。」「ドアが開きましたよ。」など、声で伝えてあげたり、手を引いてあげたりすると目の見えない人はとても助かるそうです。皆さんでも、手伝ったり助けたりすることができることがたくさんあります。今日このお話をしたのは、4年生だけでなく、長沼小学校の全部の子供たちに実行してもらいたいことだと思ったからです。
 でも、このことを実行するには、皆さんにとっては大きな勇気である声をかけるという行動が必要です。ぜひ勇気を振り絞って、声をかけてください。

 最後に、今週の金曜日は、長沼小ビッグフェスタです。楽しみですね。どのクラスも準備を始めていると思います。なかよく、協力して、この二つのことをしっかり守って、素晴らしいビッグフェスタにしてください。校長先生も楽しみにしています。