H.28.10.31 朝会講話から
- 公開日
- 2016/10/31
- 更新日
- 2016/10/31
学校より
H.28.10.31 朝会講話
今朝は、2つのお話をします。
一つ目は、交通安全のお話です。東京都では、今年に入って小学校1・2年生の交通事故の死亡事故が4件起きています。今、7歳の子は手を挙げてください。交通事故で、7歳の子供の死亡者数が一番多くなっているそうです。八王子市の中でも、登下校中や遊んでいるときの小学生の交通事故は多くなっています。
毎月校長先生は言い続けていますが、7歳の1・2年生だけでなく、小学生の長沼小のみなさん全員に交通安全の約束をしっかり守って、事故にあわないようにしてほしいと思っています。一つ目、信号や横断歩道のない大きな道路は、横断しない。二つ目、信号や横断歩道を渡るときには、横切ってこようとする自動車の運転手さんと目を合わせて、アイコンタクトを取って、安全を確認してから道を渡る。三つ目自転車に乗るときは、必ずヘルメットをかぶる。以上3つのことをしっかり守って、自分の命は自分で守りましょう。
二つ目のお話です。教室や廊下で人とぶつかることは、みなさん全員が経験していると思います。そんな時、みなさんはどう言う言葉を相手にかけますか?「ごめんね。」「ごめんなさい。」という一言は言えていますか?
また、友達との約束が守れなかったり、迷惑をかけてしまったりしたときに。「悪かった。ごめんね。」と言えていますか?
さらに、急いでいて込み合っている人混みを抜けようとするときに、「ちょっとごめんね。」とか「先に行かせて。」という一言が言えていますか?
今のような、相手に対するちょっとした一言は、とても大切なことです。人にぶつかられた子や、約束を破られた子、無理やり抜かされた子は、とてもいやな気持になります。人に迷惑をかけたときや先を譲ってもらうときには、必ず一声かけましょう。相手を思いやることはとても大切なことです。「ごめんなさい。」「すみません。」の一言を必ず言いましょう。みなさんが同じ学校の友達と上手く関わりあうための大切な一言です。
また、他人にぶつかられた、約束を破られた、迷惑をかけられたときにも、「何か理由があるから、嫌なことをされた。」と思ってください。「かああっと」怒らずに、まずは、自分の嫌だった気持ちをゆっくり伝えてください。そして、理由が分ったり、謝ってもらったりした時には、「いいよ。」「分かったよ。」という一言で、相手を許す気持ちをもってください。このことも大切なことです。
学校は、算数や国語の勉強も大切ですが、素直に謝ったり、相手を思いやったりできることも身に付けなければならない大切なことです。素直に謝ったり、許したりできる、ちょっとした一言が言える子供たちになってください。よろしくお願いします。
今日は、「交通安全」と「相手を思いやるちょっとした一言」についてお話ししました。