たてわり班活動

学校日記

7/12 朝会 「命のバトン」(命を考えるシリーズ3)

公開日
2010/07/21
更新日
2010/07/21

学校より

以前、鮭の稚魚を学校で育て、多摩川に放流したことがある。ところで、この鮭が自然に生まれて、川を下り、海へ行き、海で数年間育って、生まれた川に戻ってくる。このもどってる割合を鮭の回帰率という。自然の状態では、鮭の回帰率は0.3%から1%程度とか、人工孵化で丈夫に育てた稚魚の場合でも数パーセント。多くの稚魚は、大きな魚の犠牲になる。自然のおきてのようなものがある。人間はどうか? 回帰率とは別に、精子と卵子の数に関しての受精の様子を見れば、約2億〜3億分の1の確率での受精となる。多くの精子は犠牲となる。また、自分が生まれるのにご先祖様の数も莫大です。多くの命の犠牲と命をつないで、今の自分の命があります。
 私達は命をつないでいく義務のようなものもあると思います。
 だから、人の命も、自分の命も大切なのです。もちろん、他の生きものの命も。