たてわり班活動

学校日記

H.25.6.24 朝会講話から

公開日
2013/06/24
更新日
2013/06/24

学校より

H.25.6.24 朝会講話
 6月もあと1週間となりました。日本では、6月を旧暦の呼び名で「水無月」(みなづき)呼びました。「水が無い月」と書きますが、どうも「無」は、「の」という意味もあり、「水の月」という意味であるという説があります。そうですね。今は梅雨で雨の多い季節になり、水には大変関わりの多い月ですね。
 今は、梅雨の真っ最中で、外遊びが大好きなみなさんにはちょっと過ごしづらい季節かもしれませんが、今日は、この「梅雨の恵み」についてお話します。

 この時期に水を大量に必要としている人たちがいるのを知っていますか。5年生は社会科で勉強しているのできっと「ピン」ときた人がいるかもしれません。それは、米作りをしている農家の人たちです。田植えをした苗は、この雨の時期に大きく成長します。だから稲を大きく丈夫に育てるには、この「梅雨」の時期には大量の水が必要で、米作りの農家の人たちがとても大切にしている季節なのです。

 また、この時期に元気いっぱいに咲く花もあります。それは紫陽花です。昔から梅雨を代表する花として美しさを誇っています。それは、雨に打たれながらも小さな花ががっちりとまとまって咲き、一つの大きな花に見える美しさがあるからです。紫陽花の花には協力する姿の美しさがあります。それに、咲いているうちにだんだん色が変化していきます。初めは白っぽい花をしていますが、植わっている場所の土の性質によって、ピンク色から赤色に変わったり、青色から紫色に変わったりするのです。このようなことから、「紫陽花」の別名は『七変化』とも言われています。

 この他にも紫陽花の葉にくっついているカタツムリや田んぼで合唱しているカエルなど、この季節を元気に楽しんでいる生き物たちもいますね。

 今、一年生の教室の後ろには、かわいらしい紫陽花とカタツムリの図工の作品が掲示されています。季節にぴったりの作品です。鑑賞してみてください。

 みなさんもこの雨の季節を楽しく過ごす方法を工夫したり、雨の季節にしか見ることができないものを見つけたりして、「梅雨の恵み」を感じてみてください。

 ※ このあと代表委員会からユニセフ募金の話がありました。