今年最大の満月
- 公開日
- 2014/08/10
- 更新日
- 2014/08/10
校長室
今夜(3月11日未明)、今年一番月が大きく見えるのだそうです。
台風一過(現在はまだ雲が流れていますが、日付が変わった頃から快晴になる予報です。)できれいに見えるかも知れません。
以下、国立天文台のHPより。(写真も同じページからです。)
ちなみに、国立天文台 普及室長 縣 秀彦(あがたひでひこ)先生は、大学の2学年上の先輩です。
6月8日にお話を伺ってきました。
(校長:平田 英一郎)
今年8月11日の月は、今年最も大きく見える満月です。月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道が楕円形をしているため、地球と月の距離は一定ではありません。また、月の軌道は太陽や地球などの影響を受けて変化するため、月が地球に最も近づくとき(近地点)、最も遠ざかるとき(遠地点)の距離が毎回異なります。
8月11日2時43分、月が地球に今年最も近づきます(約35万7000キロメートル)。そして、その直後の3時09分に満月の瞬間を迎えます。満月の瞬間の月の視直径は約33分角です。
なお、今年最も小さく見えた満月は1月16日で、月の視直径は約29分角でした。下の図のように並べて大きさを比較すると、ずいぶん大きさが違うことがわかります。
(気象庁 ほしぞら情報2014年8月 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/08.html)