4年生 補助犬を知ろう
- 公開日
- 2024/10/11
- 更新日
- 2024/10/11
授業・生活
4年生は、学校に隣接したヤマザキ動物看護大学とヤマザキ動物看護専門職短期大学の山川伊津子先生のご協力で、補助犬(今回は盲導犬)について学んでいます。この日は視覚障碍者のユーザーさんとそのパートナーの補助犬カーラちゃんを学校にお招きし、視覚障害者の日常生活についてたくさん教えていただきました。補助犬と共にお一人で暮らされ、料理も炊事も洗濯も、畑仕事までされているお話に子供たちはびっくり。パラリンピックの選手たちの活躍の話を交えながら、「決して初めからできたわけではないけれど、毎日努力を続ければ必ず少しずつできるようになる」というお話に大いに勇気をいただきました。目が不自由でも、耳や鼻、身体で周囲の環境を感じ取り、手の指や足の裏で状況を把握する、それを当たり前に明るくこなされる姿に刺激を受けた子供たち。ガイドヘルパーの体験や英単語を30以上も理解するとっても賢い補助犬カーラちゃんとのふれあいで、みんなとっても優しい表情になっていました。また授業の後半には、今回の盲導犬以外の補助犬として、聴導犬と介助犬のお話も山川先生から伺いました。色々な体の不自由さがあり、そのような方たちを支える犬がいることを知った子供たち、だれもが幸せに暮らせる社会の実現に向けて、未来を担う子供たちがその心構えをしっかりとすることができました。今回の貴重な経験はこれからの生き方にも影響していきますね。関係してくださった皆様、カーラちゃん、ありがとうございました。