学校日記

松枝小の開校前について

公開日
2014/05/09
更新日
2014/07/11

松枝小の開校前について

 前身は片倉養蚕試験所があり、敷地の多くは桑畑で数種類の桑が植えられていました。春、秋には養蚕が始まり繭を作らせて、繭玉から糸を取りだすまでが現地の作業でした。この作業に松本市の片倉から10人程の女の人が昼夜交代で桑の葉を食べさせる作業を行っていました。
 蚕小屋に入ると蚕が葉を食べる音がザワザワと凄い音がしていました。糸になると現在の日本機械の前に加工をする工場があり、そこに届けて商品にしていました。敷地の中には事務所、食堂、宿舎、社宅等があり蚕の他にアンゴラうさぎが200匹程、他にも豚も数等飼われていました。
 その後、ゴルフの練習場が作られましたが、電波障害が発生した為、開場せずに取り壊して民間に転売されて現在に至ります。