八王子の北の端、高月町で農業を営む澤井さんの水田を訪ねました。東京都でもこれだけ広い水田が広がる場所はないそうです。水田の道を歩いて、澤井さんの田んぼに着きました。澤井さんは、合鴨農法でお米を育てています。今年は一度放したカモが病気になってしまいました。当日は、カモはいないのではと心配でしたが、澤井さんが新たにカモのヒナを水田に放しておいてくれました。子どもたちは「かわいい」「みんな一緒に動いている」と大喜びでした。本当にかわいい合鴨のヒナたちでした。８月中ごろまで、田んぼの雑草や虫を食べて育つそうです。カラスやタヌキなどからカモを守るために網を張ったり、毎日カモの健康状態をみたりと本当に手間がかかるとのことです。でもおいしいお米を作るために、楽しみながら毎日がんばっているとのことでした。