今日は、副校長先生の話です。
雪が降り、校庭で雪遊びをすることがたくさんありますが、「雪投げは、しないでください。」と先生が放送したこともありました。
なぜ、先生がこんなお願いをしたのかを今日はお話しします。
　ここに三角形があります。この三角形は、大きな事故がなぜ起こるのかについて、研究したものなのです。少し難しい話ですが「ハインリッヒの法則」と言うものです。三角形の一番先に数字の１を入れます。この１は、命に関わるような大きな１つの事故です。でもこの大きな事故が起こるには、この三角形の１の下に２９が入り、つまり２９つのそれに関連する小さな事故が起こっています。さらにその下に３００が入ります。事故にならなくてもヒヤリしたり、ハッとしたりする「ヒヤリハット」が３００個起こっていると言うことです。大きな事故になる前に、気をつけることが大切です。
　ヒヤリしたり、ハッとしたりしたときには、これから十分気を付けてください。