学校日記

校長語録

公開日
2010/01/25
更新日
2010/01/25

校長より

校長語録
平成22年 1月13日
校長 高濱 俊光

1月教育計画
 1 教育計画について
   第三学期は、「これまで身につけてきたものをきたえあう」
  を重視する過程。
   教育課程にいう「意思形成」の指導過程・段階。学習内容の
  経験・理解、学習者としての自覚・認識を経て、自己形成の段
  階、意思の形成期間(できる、使う、試す、挑む)ということ
  になる。
   1学期の「経験を知る・つたえあう」存在から2学期の「わ
  かる・わかりあう」自覚的存在を経て、そしてこの3学期の「で
  きる・きたえあう」意思的存在へ。三学期は、師弟ともども自
  立の道へということである。   
 2 校内研究について
   これまでの研究を紀要にまとめる段階。
   研究においてこれがもっとも大切なこと。これまでのそれぞ
  れの研究授業(現象面、成果と課題)から共通の論理を掬い取
  って、これを整理統合体系化し、紀要にまとめて欲しい。
  (表現、研究視点、指導方法、学習過程の統一)
   次年度の研究のガイドライン(校長の基本方針)については
  別紙に示した通り。
 3 服務事故防止について
   今学期もこれまで同様、高い倫理・道徳・責任意識を把持す
  ること。
 4 生活指導について(これまでの様々な事故対応ついて、反省
  整理し手順化すること)
   教室の安全点検(子供は常に予測のつかない動きをする。教
  師は、その動きに耐えられるだけの安全性の確保に努めなけれ
  ばならない)の徹底。
   教室廊下階段に尖ったもの(ところ)がないかどうか、不要
  なものが放置されていないかどうか。要点検。
   事故対応については、以下の基本を遵守すること。
  (安全確保・危機意識の高揚)
  ・ 保護者への連絡・対応は「担任」が行うのが基本、養護教
   諭はあくまで緊急対応である。
    事故対応は管理職を含む職員の「協力一致と基本原則の遵
   守」が原則。
  ・ 怪我の程度に関わらず、学校対応(管理職、担任、養護教
   諭、関係教諭)は、児童・保護者の無事帰宅確認をもって第
   一次対応終了となる(保護者・児童の無事帰宅までの間、な
   るだけ関係各位の休暇取得は控えていただきたい)。
  ・ 救急車の手配は、基本的には管理職判断。管理職不在の場
   合は養護教諭、教務主任、学年主任、生活指導主任などでの
   協議の上、速やかに決定すること(保護者への連絡を第一に、
   同時に救急車の手配を。
    保護者に連絡がつかない場合は、即、救急車を手配するこ
   と。いつまでも保護者の連絡を待っていることのなきように)。
  ・ 事故対応中の休暇および私事旅行の取得については、承認
   できない場合(職務専念の義務不履行、信用失墜行為と受け
   取られるような内容案件)がある。(このあたりについては、
   職員各位の良識ある行為・判断を期待します。)
  ・ 家庭への連絡は、父母共に説明することを原則とする。ま
   た、誤解を招くような言動および言質(過度の謝罪、責任保
   障など)には十分注意したい。
 5 学校評価(1月末には22年度の教育課程届出—評価の焦点
  化と効率化を)、その他。