学校日記

陸上記録会

公開日
2009/10/26
更新日
2010/02/09

校長より

 今日6年生は、上柚木陸上競技場で陸上記録会を行いました。晴天の中(ちょっと天気がよすぎたかもしれませんが)自分の力をフルに出し切ってきたことだと思います。詳しくは、是非お子さんとの話の中でいろいろと聞いてあげて下さい。
 さて、これほど大きな大会になると、そこで「得るもの」もきっとあるはずです。人によって違うことでしょうけど、その一つに「広い世界を体感すること」があると思います。
 子どもたちは6年生でもありますから、日本中に6年生がいることぐらい当然知っています。しかし、日々の生活の中、6年生といえば柏木小学校91名でありその限られた世界で物事は動いています。それが今日、1000名前後の6年生が同じ場所に立ち、競い合う相手として相まみえたわけです。同じ同級生ですから、全く対等です。そして、これだけの数が集まれば、当然すごい子もいます。今まで柏木の中で1番が当たり前だった子を平気で抜いていく子もいたことでしょう。柏木の生活の中では見たこともないような記録が表示されたかもしれません。自分の中での「当たり前」が覆される。頭の中で知っていたことが、体感できる。そんな日ではなかったでしょうか。
 「井の中の蛙大海を知らず」という言葉もあるように、子どもの成長にあわせて、一つ先の世界を与えていくことは大切なことです。より大きな世界を知ることで未来に希望を持ち、さらに一回り成長できるといいですね。