職員会議語録
- 公開日
- 2009/06/30
- 更新日
- 2009/06/30
校長より
学校経営
平成21年7月1日
校長 高濱 俊光
職員会議語録
1 教育計画
7月は、1学期「つたえ、つたえあう」指導過程の最終月です。
教科指導上ー知、経験ーの「つたえ」、生活指導上ー基本的生活習慣ーの
「つたえ」、学校・学級生活上ー社会性・集団性ーの「つたえ」、4月から
7月までの間の、「つたえ、つたえあう」過程での「指導の成果(基礎・基
本のつたえー習得)」を検証すること。
教育目標、教育課程、経営計画、自己申告書に立ち返り、指導の実態・成
果を重ね合わせてそのズレを把握修復し、次の段階(2学期)に進んでいた
だきたいと思います。
2 あゆみ(評価)
子供たち一人ひとりの「取り組みの過程」と「取り組んだ結果」を吟味・
分析し、評価する。
子供の「良さと課題」を的確・明確・正確に評価し、教育専門家としてふ
さわしい表現(力)でその熱い思いをつたえる。
しかし、教育を大方「数字と言葉」で表現できる(しよう)と考えるのは
少々過ぎたる思いが致します。
経験は限りがありませんが、言葉には限りがあります。言葉にして尽くせ
ぬところに教育はまた在り、教師の生きる場もそこにまたあるのではと思い
ます。
成績数値・テスト数値、いずれも目安(現象)であって本質ではなく、そ
こをしっかりとおさえて、その子にとって唯一無二の言葉を紡ぎだす、これ
が教師の所見(表現)ということになるのではないでしょうか。
3 服務研修
服務事故防止への意識は、職業人の保持すべき常識の一つ。服務事故防止
研修はその常識を学ぶ機会でありますが、後を絶たない服務事故、なんと情
けないことでありますか。
4 学校公開
学校公開は、いうならば教育の「行為的説明」です。
学校はその教育活動を常に公開する立場にあります。公開以上に雄弁なる
ものはありません。曰く、「百聞は一見にしかず」、です。
公開は、学校を鍛え、私たち教員を、そして子供たちを鍛えてくれるもの
です。
またそれだけでなく、「見るもの」をも当然に鍛えることになります。真
を見るには真を見るだけの力を必要とし、真を見せるには真を見せるだけの
力が必要になります。
だからこそ、公開はお互いを「きたえあう(教育目標)」ことになるのだ
と思うのです。
5 その他
・OJT(学校の教育力、人材育成力、組織力の向上)
・学校評価(外部評価と内部評価の公開、評価項目の統一・共通化)
・緑のカーテン(温暖化防止、環境教育)
・健康管理他(労働力・生命力の向上)