今日の給食に「さわらのゆずみそ焼き」「かぼちゃのそぼろ煮」というメニューがありました。明日は冬至です。あれほど暑かった夏が…と思うと，季節の移り変わりの速さに驚かされます。
２学期も残りわずか。年末から年始へと向かいます。冬休みの課題として，どの学年にも「書き初め」が出されていると思います。日本では，昔から正月２日を一年の事始めとしていました。農家が作り初めといって仕事をはじめたり，商家が初荷を出したりしたもので，新年になって初めて書をかく行為である書き初めも，このしきたりに習ったものだと言われています。書き初めには，その年の抱負などを書き記す場合が多く，一年の精進を誓う意味合いがあったようです。
教室では，毛筆の練習をする子どもたちの姿が見られました。一筆一筆丁寧にしたためられた文字には，その人の思いが宿っているような気がします。この冬，宿題とは別に，自分の思いを書き初めにして表すのはいかがでしょうか。