学校日記

9月30日 3年生 国語「わすれられないおくりもの」

公開日
2021/09/30
更新日
2021/09/30

3年生

3年生は、国語で「わすれなれないおくりもの」というお話の学習をしています。
このお話は、本当に素敵なお話で、大人が読んでも感動して涙が出てきてしまいます。
命が終わるとはどういうことなのか、生きるとは何か。
この本質的なテーマを優しくも温かく描いた作品。それが「わすれられないおくりもの」です。
今日の授業はシーンと静まり返っている時間が長い授業でした。場面は、みんなが頼りにしていたアナグマが亡くなり、そのアナグマを思い出して、カエルやキツネなどの生き物がアナグマとの思い出を振り返るところです。
残された生き物たちがどんな思いでアナグマのことを考えたのか、それを実感するために、子どもたちは、自分で振り返っている動物を選んで、その動物になりきって、その動物の気持ちを言い換えていきました。
子どもたちは、学習シートを前に言葉を選びながら、「きっとこんな気持ちだったんだろうな」と想像して、時間をかけて書いていきました。

内容が深ければ深いほど、簡単には書けません。でも、どう書くのか悩んでいる子が多かったのは、しっかり考えている証拠でもあります。
静かに流れる時間‥。こういう授業もいいものです。