学校日記

2月12日 4年生 理科「水を氷に変える瞬間」

公開日
2021/02/12
更新日
2021/02/12

4年生

今日の4年生の理科はとてもすごい実験でした。
実験の目的は
「水を氷にするにはどのくらいの時間と温度が必要なのか。」
です。
もちろん大人は、水は0度で氷になることを知っています。でも子どもたちは知りません。
そこで、理科の先生は
「子どもたちに、0度の瞬間に氷になるところを見せたい!」
と考えました。
そして、何度も何度も予備実験を繰り返して…ついに‥\(^o^)/
子どもたちは試験管の中に入れた水と温度計をビーカーの中の氷の水の中に入れました。そのままでは試験管の水は凍りません。そうですね。ビーカーの中の氷水の中に食塩を入れます。するとぐっと周りが冷やされて…。

おお!本当に試験管の中の水が凍ってきた!温度は‥0度!
子どもたちは、前のめりになって、試験管の中を見つめていました。

この実験は本当にうまくいかないのです。それでも今日うまくいったのは、理科の先生の「どうしても見せたい!」という執念があったからです。
子どもたちは、0度の瞬間に、水が氷になることを身をもって知りました。
この体験はそう簡単に消えることはないでしょう。
理科の先生は、この楽しい体験を通じて理科を好きになってほしいと、授業の時間以上に準備しています。その思いを子どもたちに伝わったらステキですね!