学校日記

12月24日 5年生 道徳「卵焼き」

公開日
2020/12/24
更新日
2020/12/24

5年生

5年生の1つのクラスでは、道徳で家族について考える授業をしていました。
教材は「卵焼き」。5年生の担任の先生が自分が子供の時に起きた卵焼きの思い出を思い出すというものです。
それは、遠足の前日、明日のお弁当が気になったその子が、お母さんにお弁当に卵焼きを入れてほしいとお願いします。
でも、当時は卵焼きは大変高価で簡単には買えず、お母さんは「卵焼きは無理。」と返します。でもその子はあきらめきれずに、お母さんやお父さんにせがむのですが、受け入れてもらえませんでした。
そして、遠足当日。お弁当を開けてみると、なんとそこには卵焼きが…。
その子はその卵焼きを食べながら、思わず涙を流してしまうというお話です。
授業では、「卵焼きをせがんだのにかなえてもらえなかった時の気持ち」や、「卵焼きを見つけたときの気持ち」を考え、話し合いました。
多くの子どもたちには、同じ経験があるようで、たくさん意見が出されていました。

子どもを思う親の思い。家族の絆。

「卵焼き」のお話を通して子どもたちは、家族についてしっかり考えることができました。