学校日記

悲喜こもごもの大縄跳び集会

公開日
2015/02/16
更新日
2015/02/16

校長日記

2月13日(金)晴天の空の下、全校児童で大縄跳び集会が行われました。チャンスは1度で3分間に何回跳べたかを競い合うものです。子供たちは、もちろんのこと教師も、この日を目指して休み時間や体育の授業中に練習を積み重ねて来ました。
職員室でも教員から「今日は◯◯回跳べた」「昨年の2倍跳べた」などクラスのみんなが力を合わせて、一つの目標に向かって取り組んでいる声を聞くのは、校長としてとても嬉しいです。
また、休み時間が終わって、子供たちが「今日は◯◯さんが跳べたんだよ」と報告したり、下校する時に「校長先生、今日は、みんなが応援してくれて、初めて跳べたんだよ」と嬉しそうに話してくれたりします。
さて、本番では、これまでの練習の成果を出そうと活気で一杯な中で合図の笛が鳴り響きました。3分間は、あっという間に過ぎていきます。子供たちの熱い思いが充満しています。
結果は、結果として受け入れなければなりません。1回のチャンスしかないのですから、これまでの努力が実ったクラス、跳んだ回数が更新できたクラスは、歓声をあげて、飛び跳ねていました。しかし、残念ながら、力が発揮できなかったクラスは、悔しくて涙ぐんでいる子もいました。
私は、結果は、結果として受け入れる姿勢をもち、成功したら、さらに上を目指すことを自分に言い聞かせる。失敗することは、挑戦した証。悔しさや辛い気持ちは、次への高みに向かうバネとして捉えていくこと。これが大事です。そして、当日を迎えるまでの過程で培ったクラスの絆と繋がりが、今回の1番の財産になるはずです。
これからも、学習と生活に目標を定めて、自分の力で挑戦し続ける子供たちでいて欲しいと思います。









井上正彦