『地震災害から身を守る』
- 公開日
- 2014/07/24
- 更新日
- 2014/07/24
校長日記
今回は、6月26日(木)に行われたセーフティ教室について紹介します。第1部は児童・保護者・地域の方々を対象に実施し、第2部は保護者・地域の方々を対象に実施しました。講師として、日本赤十字社東京支部の方に来校していただきました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災から3年4か月経ちます。多くの犠牲者を出し、いまだに避難をされている方々が大勢いらっしゃる現状を私たちは、忘れてはならにと思います。そして、地震はいつ来るかわかりません。ひょっとして教員がそばにいない休み時間に起こることもあります。そのため、学校では月に1回、避難訓練を行っています。私は訓練後の話の中で、校内のどこにいても、家や登下校の途中でも自分で考えて自分の身を守れるように「自分の命は自分で守る」と言うことを何度も話しています。犠牲者が少なかった学校の児童は、訓練で学んだ『高台に避難する』と言うことを忘れずに地震が起こった時に行動したそうです。自分で考えて正しい判断をして行動することの大切さを痛感します。
さて、赤十字社の方からは、低学年へは、地震が起きた時に自分で身を守ることの大切さを。高学年へは、自分の身を守ることにプラスして自分が他の人のためにできることをしようと言う話をしてもらいました。自助と共助の重要性を学びました。また、保護者・地域の方には、学校と家庭・地域が連携して災害発生時の危険と各自がとる行動について話しがありました。その中で私が大切だと思った点は、
・災害が発生した時の避難場所を家族で決めておくこと。…決めた場所に行けば家族に会える。
・災害に備えて非常持ち出しの準備をしておくこと。…ライフラインが復旧するには時間がかかります。数日間の水や食料等を備えておくと安心です。
・普段から近所づきあいをしておくこと。…近所が仲良くしておけば、災害発生時にお互いに被災した場合、助けてもらえます。まさに近助ですね。
夏休みにご家庭でも災害時にどうするか話し合ってみてはいかがでしょうか?