やっぱり、校庭での遊びはいいね。
- 公開日
- 2014/02/28
- 更新日
- 2014/02/28
校長日記
前号での皆さんにお知らせしましたように、6年生が雪かきを進んでやってくれました。本当にありがたいですね。人のために時間と労力を使う活動は素晴らしいです。ここのところ、暖かい日が続いて、校庭の雪がすっかり解けました。この日を待っていたのは、特に低学年の子どもたちです。
久しぶりの校庭で思いっきり遊べることに、喜びを感じ、体からほとばしるエネルギーを出して、元気いっぱいに遊ぶことができました。校庭で歓声を挙げて遊ぶ子供たちの姿を見るのは、とても気持ちいいものです。
遊びを通して、子どもたちは集団生活のルールや約束事を身に付けたり、仲間づくりをしたりします。そして、体力づくりにも自然のうちにつながり、筋力アップ、瞬発力等が身に付きます。また、瞬間に判断し、行動する力も付きます。さらに、遊びをすることで勉強で疲れた頭をリフレッシュすることもできます。次の授業にスッキリして臨めます。
昔から「よく遊び、よく学べ」と言われます。心身ともに健康に、学力も付くことを願っています。しかし、最近、外遊びをしない子どもが増えています。学校でも高学年になるほど、その傾向が高いです。放課後も、みんな集まってカードゲームやPS等で遊び、バーチャルの世界でしか、自分の満足感を得られなくなっているようで、とても心配です。
今しかできない外遊びをもっとしたいですね。ご家庭でもお子さんと話し合ってみてください。
八王子市立小宮小学校長 井上 正彦