4年 ブラインドサッカー
- 公開日
- 2014/02/17
- 更新日
- 2014/02/17
学年
13日(木)は、総合の福祉分野の学習で、ブラインドサッカー協会の方々に協力をいただき、体験学習をしました。子どもたちにとっては「目が見えないのにサッカーをどうやってやるんだろう。」という事が率直な疑問でした。当日は、ブラインドサッカーの選手であるはじめ選手と、選手のサポートをしている大山さんという二人のさわやかなお兄さんが、小宮小の体育館に来てくださいました。お二人とも明るくユーモアがある方で、話の度に子どもたちは大爆笑、和やかな雰囲気の中での体験となりました。
さっそく、子どもたちにマイマスクが配られ、アイマスクをつけた状態での準備運動が始まりました。ペアを作り、準備運動をする人と、マスクを付けず説明する人と交代で準備運動をしていきます。しかし、アイマスクをしている人は本当に正しい動きができているのか分からない不安、説明する人はどう説明したら相手に伝わるかと焦り、多くの子どもたちが苦戦していました。はじめ選手からも「目が見えていないと不安だよね。だから、周りの力が必要なんだよ。」というお話がありました。その後、いよいよブラインドサッカーの練習をしました。まずは、はじめ選手のお手本を見せてもらいました。大山さんの手拍子のなる方へ、勢いよく走ったり、ボールを蹴ったり、ゴールに入れたりする姿に、子どもたちから自然と「すげぇ!」と、歓声と拍手が起こりました。さすがです!8グループに分かれて、子どもたちも同じように走ったり、ボールを蹴ったり、なかなかはじめ選手のように上手くはいかないようでしたが、初めての感覚にドキドキしながら一生懸命活動していました。最後はグループ対抗で、コーンを使ってボール当てゲームをしました。その頃には、男女関係なく、お互いにボールの位置を音や触感で知らせたり、優しい声かけをしたり、子どもたちが自然と協力してゲームに取り組んでいました。はじめ選手からは「ブラインドサッカーは、相手の話をよく聞いて、相手の気持ちをよく考えることと、お互いに協力することが大切なスポーツなんだよ。」と教えてもらいました。この2時間で、子どもたちが、友だちと助け合いながら、そのことを強く感じることができた体験となりました。