学校日記

学校公開15

公開日
2025/02/02
更新日
2025/02/03

校長日記

道徳地区公開講座を4時間目に行いました。
会場は4階の家庭科室です。
家庭科室の椅子だけでは足りず他教室から持ってくるほどでした。

本校のSC(スクール・カウンセラー)からのお話でした。
ご自身の体験談や、前職(八王子市で言う子ども家庭支援センター)の経験から虐待についてなどのお話をしていただきました。
また、参加者の皆さんにリフレーミングを実際にワークとして行っていただいたりしました。

参加者のお父さんからの「不登校の対応について」質問を寄せられると
・家庭内に笑顔を増やす
・親は心に余裕をもつ
・子供が親に愚痴を言える関係になる ことが大切と答えてくれました。

最後の「親に愚痴を言える関係になる」ためには
・アドバイスしない
・社会的な正論を言わない
・行動に関することを言わない ことで、親に愚痴が言える関係になれると教えてくださいました。
その通りだなと思いました。
「そんなの分かってるよ!」と言う内容を言ってくる親に、悩んで不登校になっている子供が本心をさらけ出すことはありませんよね。
でも、実際に我が子が不登校になったら親はパニックです。
そんなときは是非SCにご相談ください。

SCのA野先生
自己開示してくださりながらのお話で、共感しながら聞くことができ、学ぶことが多かったです。
お忙しい中ご講演いただきありがとうございました。

今回の学校公開・道徳授業地区公開講座で、子どもたちのさまざまな姿、運動会などの行事だけではなく、普段の学習の様子、クラスでの様子など見ていただくことができました。
普段の落ち着いた学級での学習や生活があった上での学校行事です。

また、道徳の授業や公開講座(講演会)の話が、普段忙しい大人にとっても自分を見つめなおすきっかけになっていれば幸いです。

お忙しい中ご来校ありがとうございました。
(校長・平田 英一郎)