7.7 八王子市いのちの大切さを共に考える日
- 公開日
- 2023/07/07
- 更新日
- 2023/10/23
豊かな心、人間性の育成
みなみ野君田小学校では、7月5日(水)を「いのちの大切さを共に考える日」として、いのちにかかわる校長講話を実施した後、各学級にて、いのちについて見つめ直す取組を行いました。
同日の校長講話の一部を抜粋して以下に掲載いたします。いのちについて、校長講話を聞いたり、学級で話し合ったりして考えたことを、ご家庭でも話題にしてください。
いじめは、人の心を傷つけ、悲しみのどん底につき落とし、絶望感を与えます。
いじめによって、心が壊れてしまう人もいます。
いじめられた人は、心が弱くもろくなり、他の人と関わることが怖くなってしまいます。
そして、学校に来られなくなる人、家から出られなくなる人、中には自分で自分の命を絶ってしまう人もいるのです。
皆さん、想像してみてください。
自分の大切な人、大切な友達が、自分の命を絶ってしまったら・・・。どうですか?
こんな悲しいことはありませんよね。
校長先生は、みなみ野君田小学校で、このような人を一人も出したくないです。
君田小学校だけでなく、すべての人に自分の命を絶つようなことはしてもらいたくないです。
みんなに生きていてほしいです。
ここで皆さんに谷川俊太郎さんが書いた「生きる」という詩の絵本を紹介します。
「生きる」ってなんなんだろう?って、考えながら聞いてください。
【絵本「生きる」読み聞かせ】
今ここにいて、座って話を聞いていること。これも「生きている」ということです。
校長先生は今自分にどんなことを伝えたいのかな?と考えていることも「生きている」ということです。
今、この瞬間、たくさんの仲間と一緒にいることも、ずっと座っていて疲れたなあと思うことも、「生きている」ということです。
ぼうっとすることも、せかせかすることも、笑うことも、泣くことも、けんかすることも、仲直りすることも、全部全部「生きている」ということです。
どうぞ辛いことや困ったことがあったら、誰でもいいから大人の人に相談していください。
おうちの人でも、担任の先生でも、他の先生でも、保健室の先生でも、スクールカウンセラーの先生でも、副校長先生でも、校長先生でも、習い事の先生でも、近所のおじさんやおばさんでも、だれでもいいから、相談してください。みんな、あなたことを大切に思っていますから。
生きている時間のことを『命』といいます。
どうか命を大切にしてください。私も自分の命も、あなたの命も、みんなの命も大切にしますから。
皆さんも、自分のいのち、他の人のいのちを大切にしてください。