考えをもち、それを交流する授業づくり
- 公開日
- 2022/11/17
- 更新日
- 2022/11/17
KIMIDA記
R4.11.17
昨日は、1年2組の子にだけ午後まで残ってもらい、研究授業を行いました。
担任「13-3はできる?」
子ども「できる〜。ばらからひけばいいよ。」【写真1】
担任「そうだね。これは習ったね。では、13-9はできる?」
子どもたちの挙手はぐっと少なくなりました。
担任は、「ばらからひけない…」との子どものつぶやきを拾い、学習課題として意識をさせます。
「ばらから引けないからどうしよう…」
子どもたちは、具体物を操作しながら考えます。【写真2】
A児「たばをばらにするとできそう」
B児「ばらからひいて、ひけないぶんはたばからひけばよさそう」
C児「たばからならいちどでひけるなぁ。のこりをばらとあわせたよ。」
★引き算では、操作で除いたブロックが見えなくなるので、担任は、取った場所が分かりやすいよう工夫した学習カードを用意していました。
自分の考えを、実物投影機でみんなに見せます。【写真3】
他の友達は、ブロックを動かす様子を見ながら、
「おなじやりかただ」
「おぉ。たばからいっぺんにとれた」
と、自分の考えと比べていました。
「児童の内発的に課題が明らかになる工夫」「自力解決できるようにするための手立て」「意見交換するための手立て」など、教師の工夫や手立ての有効性を検証し、各クラスの授業に活かしてまいります。