KIMIDA記

計画的な指導の大切さ

公開日
2022/09/20
更新日
2022/09/20

KIMIDA記

R4.9.20
保護者のみなさまにおかれましては、台風接近の登校対応ありがとうございました。

さて、登校後の子どもたちは、運動会練習や学習によく励んでいました。
本日は、4年2組の図工の授業についての投稿をします。

写真1 電動糸のこを子どもだけで使う!
図工の学習では、特に工作において、怪我につながる道具操作がたくさんあります。大人がたくさんいれば、糸のこ一つに大人が一人つき、ていねいに寄り添うことができるでしょうが、大人がいないと操作ができない子どもでは、その先の成長が限定されます。
今日の学習では、子どもだけで糸のこを使っていますが、指導案を見ると、事前に糸のこの安全な使い方について、ていねいに指導をしているのです。
パッと見ると不安もありますが、去年、今年と糸のこ使用での事故がないのは、この事前指導が背景にあるのです。

写真2.3 教師が個に応じた指導をする様子
「前の時間にお休みをしていた」などで異なる説明が必要な場面があれば、実際にやって見せるなどしています。この間、他の子たちが迷わないように、教師は他の子たちに事前に活動の見通しを示し、作業が始まった後に課題に向かえていない子がいないかどうか、全体を把握をしているのです。特に子どもたちが思い思いに活動する時には、この筋道立てた指導が大切です。

本日の図工の学習では、作品づくりに没入して創作活動を楽しむ子どもたちの姿がたくさん見られました。

授業を進めるにあたっては、その時間内だけでの計画ではなく、単元のまとまりや年間の教科指導を見通して計画を立てています。