学校日記

2.18 陣取り型ゲームの楽しさを明らかにしてから授業に臨む(専門家出張授業)

公開日
2025/02/18
更新日
2025/02/18

学校から

小学校体育で扱う「ゴール型」のゲームには、手や足を使ったバスケットボールやハンドボール、そしてサッカー型の他に、陣地を取り合うラグビーやフットボール型のゲームがあります。
陣取り型ゲームでこそ味わえる楽しさには、「プレー前に考えた作戦を遂行し、成功させること」が挙げられます。
他のゲームと比べてボールを操作する場面が少ない分、自分たちの動き方、作戦に焦点化がしやすくなるのです。

昨日、4年生の出張授業に、タグラグビーで著名な七国スピリッツの指導者をお招きしました。

指「仲間と協力すれば、必ずしも足が速くなくても得点できそうじゃない?」
子「仲間のタグを相手が撮りに行った時に空いたところをすり抜ける」
指「よく気づいたね」
子(すり抜けて得点!)
指「すごい!よく考えたね!」

上のような場面がゲームの中でたくさん見られました。

「相手の守り方を予測しておくことで、その場面が出現した時にすり抜けて得点をする(陣地をとる)」楽しさを味わえるようにすることが、この型のゲームを小学校体育で行うことの価値なのです。