学校日記

9.3 ゲームの楽しさとは(楽しさ追求、教員研修)

公開日
2025/09/03
更新日
2025/09/01

学校から



2学期初旬は、夏季休業期間に教員がそれぞれ学んできたことを共有していく時期としています。
中学年担任が連携して、ネット型ゲームの指導について皆に教えてくれました。

まず、ネット型の楽しさは、「自コートに落とさず、仲間でつないで、相手コートに落とす」。
この楽しさに迫るため、また、この楽しさを損なわない方向での規則やルールの変更はオッケー!
スポーツルールに縛られる必要はないことを学びました。

そこを踏まえて次に学んだのが「アダプテーションルール」。例えば15点先取でゲームをすると
したら、リードしている側が5点、10点に到達した時に、リードを許している側が規則やルール
の付け加えを提案できるというものです。
勝敗がつくものを楽しむには、「.勝つか負けるかやってみないとわからない」という「偶然性」
が大切です。「自分たちさえ勝てればいい」と思う子が多い場合はうまくいかない学習方法でしょ
うが、「最後の最後までどちらが勝つかわからないという偶然性をみんなで分かち合いたい」と
思える子が増えたクラスではとても魅力的な学習方法です。

一方、規則やルールを変えられるということは、規則やルールをもとに考えた作戦や決めごとが
功を奏さないことになりかねません。その意味では、アダプテーションルールは、手を使えるこ
とで作戦が遂行しやすい単元以上に、サッカー系のゲームでより効果を発揮できそうだなと思い
ました。

上壱分方小学校では、教員個々がもつ得意、財産を互いに伝え合いながら、学校全体の教育力、
授業力を高めていきます。