きこえとことばの教室
きこえとことばの教室
このようなお友だちが来ています。
☆ きこえ方に関して心配がある。
○ よくきき返したり、逆に話しかけたりしても振り向かない。
○ テレビなどの音を大きくしてきく。
○ 片方の耳を話し手のほうに近付けたり、話し手の口元を見たりする。
○ ある音を正しく発音できない。
例)せんせい → てんてい・しぇんしぇい・ちぇんちぇい
ぞう → どう・じょう
くつ → くちゅ からす → たらす
おかあさん → おたあさん
がっこう → だっとう
らっぱ → だっぱ
だいこん → らいこん など
○ 発音に癖がある。
数字の1(い ち)や7(し ち)など、段音が言いにくい。
○ 全体的に何を言っているのかわかりにくい。
○ 声が鼻にかかる。・・・など
○ 「ぼ、ぼ、ぼ、ぼくがね・・・」(はじめの音やことばをくりかえす)
○ 「ぼーくがね・・・」(はじめの音をひきのばす)
○ はじめのことばがつまって、なかなかでてこない・話し始めに力が入る・・など
○ ことばの数が少ない。
○ 話し方が幼い。
このような指導をしています。
☆ 楽しくお話ができるようにします。
人と話をするのが好きな子供を育てます。話し方にこだわらずに自分の思うことを話したり、相手の話もよくきいたりできるようにします。
きこえの状態を検査して、音やことばをきき分けたり、ことばや文をききとったりする練習をくり返すことによって、総合的に音やことばをききとる力を伸ばしていきます。
また、補聴器を必要とする子供には、その子に合った補聴器を選んで使いこなせるようにします。
物語や絵本などの内容を理解しながら話し合うことによって、ことばや文の理解を深めていき様々な表現ができるようにします。
正しい音を聞き分けながら、舌やあごなどを動かす力を高める練習をします。
正しい発音の仕方をおぼえたら、それが定着するように練習し、なめらかに話せるようにしていきます。
このような学級形態です。
☆ 通級制です。現在通っている学校に在籍したまま、週に1〜2回決められた時間に通って指導を受ける制度です。
(きこえについては、聴力管理を目的に、学期に1〜3回指導を受ける定期指導も行っています。)